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コミック昭和史 第2巻

Shigeru Mizuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061857513
ISBN 10 : 4061857517
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1994
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いっくん

    満州事変〜日中全面戦争まで。益々、混迷を深める時代。五族協和、日本が出しゃばって、そんな事掲げても、荒唐無稽な絵空事であるのは、わかっていた筈なのに。1936年(昭和11年)軍部ではニ・二六事件が起こり、同じ年に阿部定事件が有ったのか!昭和14年、ノモンハン事件、戦力が違い過ぎる。「人口とり」なんて、賢そうな遊び!ドーナツひとつの為に、徒歩で浜辺を往復40キロ!凄い、精神力!海岸線をテクテク歩くのは辛いよ。しげるさんは、社会に馴染めないで、右往左往している。

  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️図書館本。

  • nbhd

    いま時分にも、身の回りに「優れた知性の持ち主」みたいな人がいるわけだけど、戦時中は、そうした知性の多くが戦争(主に軍部)に投下されてしまった、ってところが心に残った。戦争は、やがて、戦後資本主義経済にかたちを変えるけど、ま、その戦場で大勢の人が死んでしまうわけではないから、よっぽどマシな世の中になったのだな、と思った。…気になったところメモ@日本に支配された朝鮮の人々が、日中戦争に駆り出されたこと。とても悲しい。A水木少年の謎の「新聞名」スクラップ集め。発行所バタビヤの「日蘭経済新聞」、「台北新報」など。

  • ニッキー

    昭和8年から昭和14年、昭和後半に生まれた者から見ると激動の暗い時代である。5・15事件、5・15事件と軍部のクーデターがあり、此処でも若い命が散る。中国、ソ連との戦争も悲惨な佳境へと入って行く。ロクな武器も無いまま。やはり、この戦争の歴史は詳しく知っておく必要がある。

  • とんかつラバー

    日本が侵略戦争に突入するが、気に入らない相手を襲撃する右翼が今のテロリストと変わらない。水木氏は天皇に対してはむしろ好意的だが、天皇を持ち上げる連中に対して批判的。天皇家をディスる描き方をする手塚治虫とは対象的である。その辺は実際に兵役に出された者と内地にいた者の差なのか。いずれにせよ国力もないのに勇ましさでやりきろうとする愚の骨頂。爆弾の導火線の長さを誤ったから死んでしまった兵を英雄化するのとか、死んだ兵は哀れである。

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