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「ガロ」版鬼太郎夜話 下 水木しげる漫画大全集

Shigeru Mizuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784063775105
ISBN 10 : 4063775100
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    とにかく奔放な『鬼太郎夜話』。鬼太郎の地獄行にしばらくのページが費やされるのだが、この鬼太郎、実はニセモノなのだ。そして、ニセ鬼太郎曰く、「昼寝しようがなにしようが誰も文句を言わない(略)たのしいね 学校に行かなくてもいいし 宿題もない だが 空腹にはたえられない」と、アニメ版『鬼太郎』の主題歌を皮肉る始末。いやあ、奔放。でも、この奔放さ、まさしく水木しげるの生き方そのまんまではないか。大いに納得の『鬼太郎夜話』なのであった。 

  • kadocks

    貸本版のリライト、それもガロ版は子供向けではなくシニカルで奔放で展開も破茶滅茶で時代性もある。例えば口にチャックがあるガマ令嬢は妖怪だと思っていたが、水木先生は人間だと断言する。「単に漫画を面白くするためにね、口をチャックにしたんです。読者がハッ!として引っかかるから(笑)」ここにエンタメとしての大事なポイントがある。人の想像を超えてこないと残らないと言う基本を水木先生はわかっている。紙芝居の世界で学んだのだろうと解題では分析しているが、どのジャンルにも言える事だしそこがポップと言うものだ。

  • 軍縮地球市民shinshin

    アニメ版から入った身としては「鬼太郎夜話」の喫煙している鬼太郎は斬新だった(笑)

  • Fumitaka

    今更ながら水木しげる諸作品の力の一つは背景美術にもあると認識。前にNHKの特集でヤマザキマリ先生とかが取り上げられていた、ニセ鬼太郎が駆けていく地獄の風景(pp. 43-4)はまさに「荒涼たる平面」であり、この黒と白で描かれた世界なくして奥行きを演出することは難しかっただろう。ねずみ男は割としょっちゅう鬼太郎を奴隷化しようとしたりするが今回は目玉おやじも自分に危害を加えていたねずみ男に「間もなく亡くなる」(p. 312)と普通に脅している。「どこへゆくんだい」「おまえの知ったことじゃない」(p. 313)

  • 大臣ぐサン

    貸本版『鬼太郎夜話』を下敷きにリライトされたガロ版『鬼太郎夜話』。少年向けの『ゲゲゲの鬼太郎』のように勧善懲悪ではなく、鬼太郎もヒーローっぽくない。貸本版『墓場鬼太郎』につらなる正統なる鬼太郎作品だ。話は荒唐無稽。特にガマ令嬢のインパクトがすさまじい。口にチャックがついている女を「人間です」と言い切る大先生がすがすがしい。

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