高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 光文社新書

水月昭道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334034238
ISBN 10 : 4334034233
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,217p

内容詳細

非常勤講師とコンビニのバイトで月収15万円。正規雇用の可能性はほぼゼロ…。現在、大学院博士課程修了者が就職難。博士号取得者がコンビニ勤務、ニート化する。高学歴ニート・フリーター問題の原因を探る。

【著者紹介】
水月昭道 : 1967年福岡県生まれ。龍谷大学中退後、バイク便ライダーとなる。仕事で各地を転々とするなか、建築に興味がわく。97年、長崎総合科学大学工学部建築学科卒業。2004年、九州大学大学院博士課程修了。人間環境学博士。専門は、環境心理学・環境行動論。子どもの発達を支える地域・社会環境のデザインが中心テーマ。06年、得度(浄土真宗本願寺派)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構研究員および、同志社大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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大学院の定員を大幅に増やすことで、新たな...

投稿日:2012/02/12 (日)

大学院の定員を大幅に増やすことで、新たな収入源を確保した全国の学校法人。 その末路として、定職に就けない博士が大量にあふれてしまった問題を世に訴えたことは評価できるだろう。 しかし、この本がヒットした後に著者の水月氏が書き散らすことになる感情論本の数々を考えると、功罪半ばといったところか。

望月ハルヒ さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おいしゃん さん

    馴染みのなかった大学院の構造と、大学院在学中も卒業後も苦労する図式がよくわかった。

  • vinlandmbit さん

    だいぶ前に購入したものを再読。当時からまた状況が大きく変わりましたが、結局は個人次第にも感じます。

  • kinkin さん

    「末は博士か大臣か」という言葉、もう通用する世の中ではないということかな。大学及び大学院を卒業する意味、自分が学んできたこと研究してきたことが自分の将来とどう関われるのか、大学は出たけれど、ワーキング・プア・・・・この国はどうなるのだろう

  • 万葉語り さん

    院卒で博士号を取っても、パチプロとかコンビニ店員とか悲しすぎる現実にため息が出る。既得権をたらい回しにするすでに教授の人たちに比べ優秀なのにもかかわらず、雑用に従事する。特に文系は行くものではないと思った。

  • 佐島楓 さん

    序文を読むだけで言いたいことの九割くらい呑み込めてしまう構成は残念。大学院へ行くメリットもフォローしてあるけれど、いろいろこき下ろしたあとだからなあ・・・理想と現実の差が・・・。多角的に物事を見られるようになるよ、研究に集中できる環境に身を置けるよ、というのは一応知ってるし魅力的なんだけれども。

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