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水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン 私はなぜ九州新幹線に金箔を貼ったのか?

水戸岡鋭治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784330087092
ISBN 10 : 433008709X
Format
Books
Release Date
August/2009
Japan

Content Description

九州新幹線「つばめ」やJR九州の特急列車を中心に、常に話題の車両を発表し続けてきた水戸岡鋭治。ユニバーサルデザインやバリアフリー対策など、その独特な鉄道デザイン思想の原点をクローズアップする1冊。

【著者紹介】
水戸岡鋭治 : 1947年岡山県生まれ。岡山県立岡山工業高校デザイン科卒業。1972年、ドーンデザイン研究所設立。建築・鉄道車両・グラフィック・プロダクトなどさまざまな分野のデザインを手がける。なかでもJR九州の車両・駅舎のデザインで、国際的な鉄道関連デザインの賞であるブルネル賞など数多くの賞を受賞。ほかに岡山電気軌道の路面電車「MOMO」、和歌山電鐵の「たま電車」「いちご電車」、富士急行の「富士登山電車」なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てくてく

    JR九州の特急をはじめとする電車などのデザインに関わり続けてきた水戸岡さんについては、既にほかの本で多少のことは知っていたが、本書では、デザインする時に大事なこと、工夫すべき点などが整理されていて、今まで以上に、JR九州の特急や新幹線に乗ってみたくなった。

  • bittersweet symphony

    水戸岡鋭治さんの著作が2冊まとめて出ました。中公新書ラクレ版はカラー写真集が中心でデザインや仕事に対するフィロソフィはさわり的、逆に交通新聞社新書版は聞書き本ですがデザイナーという職種がパブリックと関わる限りにおいて(ということはごく少数の例外を除いてほぼすべてのデザインに関わる職種が該当する)、必要なものの考え方が披瀝されているデザイン業界関係者必読と言っても良いもの。そういう意味で鉄道に特化した感のある出版社の新書で出ているのは非常にもったいないことだと思えます。2冊まとめて読むのが正しい。

  • fumi

    原則、本というものは疑いながら読むものだと思っていて、それでもたまに圧倒的に強くて「正しい」言葉の前に平伏せざるを得ない読書体験にぶち当たって途方に暮れることがある。この本が私にとってそうなのは、前提として私が水戸岡デザインに心底惚れ抜いているということがあるので、もうほとんど諦めの境地なのだ。公共空間であり、ある人にとっては移動手段でしかなく、ある人にとってはこの上ない娯楽である列車、九州を縦横に走るそれにはこんなに手間と哲学が詰まっているのだ、そう確かめて利用者として幸せをかみしめる。寝台車、楽しみ!

  • ottohseijin

    たしかにJR九州の旅は楽しかったのです。

  • かー

    読むとJR九州の車両に乗りたくなる!それにこの人のデザイナーとしての姿勢に痺れた。

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