新今西進化論 ダーウィン理論への挑戦から勝利へ 種社会選択による種社会の分岐

水幡正蔵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434018855
ISBN 10 : 443401885X
フォーマット
出版社
発行年月
2002年06月
日本
追加情報
:
22cm,230p

内容詳細

これでキリンの長首もクジャクの雄の尾羽も説明がつく!本書は、今西錦司が発見した「動物種社会」には、各々独自の“交配権ルール”(=MPR)があることを新たに指摘。MPRに基づく“種社会選択”が、集団遺伝学にも適合する進化の動因となることを解明した。本書は今西進化論を再構築し、進化論(『種の起源』)の全面改定を迫る。今まさに『種の起源』は、“種社会の起源”の発見と“種社会選択”という進化メカニズム論の出現で全面崩壊の時を迎えた。今西錦司生誕100年、没後10年の西暦2002年に放たれた、科学・思想界に激震をもたらす書。

目次 : 第1部 今西進化論は“進化”して復活する(一九四一年、今西“科学としての生物学”への志/ 今西“生物主体性理論”とその難点/ 再論、自然選択説は科学理論にあらず/ 今西“選択の自由”と“種社会選択”/ キリン種社会に種社会選択説を検証する/ 今西の進化史観と“種社会の歴史”/ “人間家族の起原”への埋没/ 人間中心主義の非科学性と今西の世界観/ 新今西進化論の提起)/ 第2部 ネオイマニシズム宣言―日本霊長類学会での発表(今西自然学再構築「ヒト生態史」種社会選択説提起/ “種社会選択”のメカニズムとその起源)/ 第3部 『主体性の進化論』を科学理論に高める(“主体性”を“種社会ソフトウェア”と定義する/ 「ヒト生態史」の時代設定/ 「ヒト生態史」中史、活動恒常化への種社会願望/ 交配有利度による差異化と主体的“種社会の分岐”/ 結び―『種社会選択による種社会の分岐』)

【著者紹介】
水幡正蔵 : 1959年生まれ。84年の大学在学中より、独自の思想哲学を求めて研究を開始。以来今日まで在野にて研究生活を送る。88年に「ヒト生態史」理論に到達。92年に日本霊長類学会会員となり、学芸大会で最初の発表を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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水幡正蔵

1959年生まれ。84年の大学在学中より、独自の思想哲学を求めて研究を開始。2002年に『新今西進化論』を公刊。日本進化学会をはじめとした学会で「論争」を展開した。2008年末に学会を離れてからは、歌芸人として修行。2010年末には「進化思想芸人」キリンショーゾーを名乗り、ライブ活動を開始した。さら

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