Books

死霊解脱物語聞書 増補版

残寿

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768480045
ISBN 10 : 4768480047
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近世の怪談で最も有名だったのは『四谷怪談』や『皿屋敷』ではなく、「累ヶ淵」で知られる『死霊解脱物語聞書』だった。近世初期の関東の農村で起きた死霊憑依事件。鬼怒川沿いの小さな村で何が起きていたのか、真相は何だったのか、この憑霊事件を僧・祐天はどのように解決したのか。
本書は、事件の当事者たちに取材してその顛末を再構成した『死霊解脱物語聞書』の原文に注・現代語訳あらすじと解説を付して現代の読者に供する本格江戸怪談。曲亭馬琴が小説化し、鶴屋南北が歌舞伎化し、三遊亭円朝が落語化した怪事件の記録がここによみがえる。松浦だるま氏による解説等を増補。(発行=白澤社/発売=現代書館)

【著者紹介】
残寿 : 生没年不詳。江戸時代の僧侶

小二田誠二 : 1961年生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。専攻は日本言語文化

松浦だるま : 漫画家。2013年に『イブニング』(講談社)掲載の『累‐かさね‐』で連載デビュー。現在『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて『太陽と月の鋼』連載中

広坂朋信 : 東京都生まれ。東洋大学文学部卒。編集者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ワッピー

    累ヶ淵怪談の基となった江戸時代のルポを原文+抄訳で紹介。日本では明治期の圓朝が作った「真景累ヶ淵」が最もよく知られているが、こちらは羽生村で衆人環視の中で起こった憑霊事件を村の過去の因縁、そして怨霊に憑かれたものの黄泉路から生還した菊、怨霊と対峙し成仏させた祐天上人の言動を無人称で伝えています。夫の与右衛門に殺された累の哀れさ、村人の冷たさ、さらに現れたる過去の因縁もさることながら、累と名主の交渉問答や祐天の説破は興味深い。怪異というよりは人怖な事件ですが、この物語を通して、悪行を暴かれた与右衛門は⇒

  • azu3

    面白かった。江戸時代に茨城県の片田舎でエクソシズムが!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items