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歴史の「常識」をよむ

歴史科学協議会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130230667
ISBN 10 : 4130230662
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 原始・古代(日本列島の人びとと自然/ 日本旧石器時代の実態 ほか)/ 2 中世(開発領主の出自/ 武士の性格 ほか)/ 3 近世(織田信長とキリシタン/ 李舜臣と亀船 ほか)/ 4 近現代(産業革命/ 日清戦争 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    北條勝貴先生によると、ロドリゲス『日本教会史』で西国の自然景観は山に樹木なし、はげ山ばかりとの叙述があるようだ(14頁上段)。服藤早苗先生によると、悪女と好女は、男性の長寿にとって必要な養生のための女性選別法。悪女は男性が健康で長生きするために都合の悪い女性(49頁下段〜)。鎌倉佐保先生によると、開発領主とは、中央や国司など政治権力との関係をもち、所領獲得、開発展開、成長していった存在(57頁下段)。

  • ハチアカデミー

    教科書の記述の変化が話題となるなか、そもそも教科書的な歴史がどこまで学術的に正しいものなのかを考えさせる一冊。昔話の桃太郎における「柴刈り」という言葉から江戸時代以前の山が里山ではなく低木ばかりのはげ山であったという指摘や、産業革命が必ずしも国家主導のものでなないといった指摘など、様々な角度から歴史の「常識」をくずしていく。個人的には知識の少ない戦国以前のもの、中世の貨幣や荘園制度などが面白かった。教科書的な知識も大切なのだが、それは絶対的なものではなく、常に問い続けるべきものであると本全体で指摘する。

  • はまゆう

    日本史好きには、面白い一冊。教科書の常識なんてやっぱりもう古い…ということ、そして偏見な見識が「本当」の歴史を作り出している現実を再認識する本。

  • アメヲトコ

    古代史から現代史まで、一昔前の歴史の「常識」に対して、日本史研究者たちが最新の研究成果にもとづく新しい歴史像を提示するオムニバス本。1人あたり4頁とコンパクトなのでテンポよく楽しめます。一興なのは参考文献欄。目配りのよい人、自分の研究しか紹介しない人、みんな揃って特定の御大の名前を挙げているパート、そんなところから歴史研究者の人間模様までも浮かび上がってきたり。

  • takao

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