本願寺はなぜ東西に分裂したのか 扶桑社新書

武田鏡村

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594080914
ISBN 10 : 459408091X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
255p;18

内容詳細

浄土真宗(巨大勢力)VS戦国武将(信長・秀吉・家康)。戦国武将とその時代を動かしていたのは浄土真宗の僧侶たちだった!?「本願寺文書」から読み解く家康の野望。

目次 : 序章 本願寺と織田信長の十年戦争―本願寺の勢力と信長の野望で避けられなかった対立/ 第1章 信長との関係修復と本能寺の変―石山本願寺退去と信長の突然の死/ 第2章 秀吉の覇権と鷺森、貝塚への移転―秀吉体制に協力する本願寺の意図/ 第3章 雑賀太田城攻めと本願寺―秀吉の雑賀攻めと本願寺の変質/ 第4章 黄金太閤と天満に移された本願寺―大坂城の秀吉に翻弄される本願寺/ 第5章 激化する本願寺の内紛劇―秀吉に屈服した宗主の座を巡る争い

【著者紹介】
武田鏡村 : 日本歴史宗教研究所所長、歴史家、作家。1947年新潟県生まれ。1969年新潟大学卒業。長年にわたり、在野の歴史家として、通説にとらわれない実証的な史実研究を続ける。教科書に書かれない「歴史の真実」に鋭く斬り込む著書が多数ある。浄土真宗の僧籍も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ホシ さん

    石山合戦や本願寺東西分裂の経緯は大まかには知っていましたが、本書は分裂に至るまでの過程に綿密な考証を加えて真相を解き明かそうとしており、知見を得るところの多い一冊でした。東西分裂の発端は寺地からの退却を強いる信長に対して、顕如・教如父子の意見が対立したからというのが通説ですが、父子の仲たがいは信長を欺くためという説もある事を知り興味深かったです。また、分裂には顕如の妻・如春の存在が大きかったのも初めて知りました。東西分裂は本多正信の献策というより、本多と教如の思惑が一致したというのが正確なようです。

  • umeko さん

    JR京都駅前の本願寺が、なぜ西と東に分かれているのかと疑問に思った時に目に付いたので手に取った。理解は出来たが、消化不良の感も否めない。

  • fseigojp さん

    東西になったのは母のエゴかもしれないが、平和派と武断派の確執がより重要

  • trazom さん

    タイトルに興味をもって手にした。私は、このテーマに何の知見もない。だから、この本の内容が、正統的なものか異端なのかを判断する能力もない。大坂の石山本願寺は、雑賀、貝塚、天満、京都へと、その拠点が放浪しているが、それは信長・秀吉・家康という為政者の思惑に翻弄された結果だったらしい。また、分裂の原点に、顕如・如春と教如という親子対立があることも理解できた。でも、この本では、宗教としての教義の対立の要素は全くない。東西分裂を、政治と肉親の確執というワイドショー的なドラマとして捉えるのが、本当に正しいのだろうか?

  • クサバナリスト さん

    分裂の概要は分かったが著者は学者ではなく、歴史家なので内容的に正しい見解かどうかは疑問。

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武田鏡村

日本歴史宗教研究所所長、歴史家、作家。1947年新潟県生まれ。1969年新潟大学卒業。長年にわたり、在野の歴史家として、通説にとらわれない実証的な史実研究を続ける。教科書に書かれない「歴史の真実」に鋭く斬り込む著書が多数ある。浄土真宗の僧籍も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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