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青い春を数えて

武田綾乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065122105
ISBN 10 : 4065122104
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan

Content Description

片づけないで、“青春”の一言で!愛嬌だけの姉ばかりが注目される。私ってなんなの?器用貧乏な妹の不満が爆発する『側転と三夏』。はみ出したくない、でも息がつまりそうになる。優等生が、噂の不良少女に振り回されて気づいたものは―『漠然と五体』。心のどこかにひっかかる、無視できない複雑な思いを描いた全5編。

【著者紹介】
武田綾乃 : 1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年5月に出版されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あも

    青春の痛み。というか痛みまでは至らないムズ痒さのような絶妙な案配を描くのが上手い。『その日、朱音は空を飛んだ』のような衝撃と毒こそないが、思春期の小さな棘の刺さった微かな掻痒感を追体験できる。思えば遠いあの頃の、まだ自らの体と心の使い方が分からず手探りだった日々。今から見れば、馬鹿馬鹿しかったり、青臭すぎて恥ずかしくなったり、そんな一瞬一瞬が輝いていたのもまた確か。その輝きはキラキラした何かだけではなく、薄曇りも、かったるさも、欺瞞も全部ひっくるめた、不器用さそのものが放つ輝き。渦中にありては見えない光。

  • ポップノア♪@介護奮闘中。

    最近のお気に入り、武田さんの青春短編集。本当の自分を偽っている知咲とそんな彼女を慕う内気な唯奈、学級委員だけど自分に自信が持てない細谷さんと人見知りしない自由人の千明等、斜め上行く展開と会話で楽しませてくれます。悩みながらも明日が見える終わり方なのがいいね。「青春はモラトリアム」「嫌な自分と二人三脚」と、気になるフレーズも散見され、自分のダークな青春時代をいちいち思い出します。もっと友達作っておけば良かったぁ(笑)「響け!ユーフォニアム」で既に有名な武田さんですが、更にブレイクする下地はもう整ってますよ。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    連作?短編集。青春もの。白線と一歩が一番良かった。

  • ゆみねこ

    女子高生たちを描いた連作短編集。「白線と一歩」、「側転と三夏」が好きです。悩むことも傷つくことも若さゆえ、おばあちゃんから見ると、キラキラと眩しいばかり。

  • みーちゃん

    誰にでも悩むことはあるし、悩むことは決して悪いことではなく、その悩みをどう乗り越えていくのかが大事だなと思いました。話に出てくる高校生たちが凄く高校生らしく、青春って感じがしました!軽く読めて、また、どの話も面白く、楽しく読めました(*´▽`*) 青春の中でも、悩みや悲しみ、苦しみや辛さとの葛藤が詰まっていて良かったです。

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