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石黒くんに春は来ない

武田綾乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781614885
ISBN 10 : 4781614884
Format
Books
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

スキー教室の夜、姿を消した少年は、雪山の中で救助されるが意識不明の重体。クラスメイトとの人間関係に問題があったと申し立てる保護者は、入院したままの少年を転校させた。バツの悪い思いをしながらも、日常生活を取り戻した生徒たちに、突然、少年からのメッセージが届き…。最終章で戦慄し、ラスト3ページで涙する。衝撃の学園サスペンス。

【著者紹介】
武田綾乃 : 1992年、京都府生まれ。2013年、第8回日本ラブストーリー大賞隠し玉作品『今日、きみと息をする。』(宝島社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モルク

    スキー合宿で女王様京香に告白した石黒くん。グループlineにさらされ、石黒くんは行方不明に。翌日見つかるが…。ラインやSNSの怖さ。何でも思ったことを言っていいわけではない、たとえ本人に悪気はなくとも。そして正義とは何か。正義であれば全て正しいのか。優柔不断で無力な担任はスクールカーストにもへつらう。でも、居間に一台しかない家電で家族を気にしながらかけたり受けたりした電話の時代。不便ではあったがそれはそれで幸せだった。今は便利だが、スルーできない煩わしさもありトラブルも怖い。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    現代ならではの高校生活って感じ。まあ春は来ないですねぇ・・・。

  • えりこんぐ

    スクールカースト、ライン上での個人ネタ暴露など学園イヤミス系サスペンス。がんばって最後まで読んだけども、いまいちだったかな。。いまどきの高校生って大変。。

  • ネギっ子gen

    冒頭。<美しい青春は、いつだって大人たちのものだ。薄汚い現実は時間によって濾過されて、くすぶった彼らの脳味噌の中で鮮やかな記憶へと塗り替えられる。私は認めない。この息苦しい残酷な毎日を、美しいと呼ぶことを>と。好み!コラボ曲「人生幽霊部員」が秀逸。<告発断罪吊るし上げ/僕はここから見ていよう/どうせ人生幽霊部員だ/ヒエラルヒーでヨロレイヒー ユーレイヒー/愛され愛され愛されて生まれてきたのか?/もう愛して恋して嗤われて僕以外仲良しだ/ユーレイ ボーレイ ユーレイやらレイやら/少年『起立』&霊『解散』>。⇒

  • アズマ

    結末も意外で全体的に暗くて好きでしたが最後の方があんまり黒くなかったです。だんだん京香が不憫になってしまいました。文庫版はまたちょっと変わったらしいので読んでみます。

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