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日本経済の事件簿 開国からバブル崩壊まで

武田晴人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784818820739
ISBN 10 : 4818820733
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2009
Japan

Content Description

わが国の近代史を写す鏡となる事件、出来事に焦点を当てながら、日本経済の歩みを講義形式でやさしく語り下ろす。現代の日本経済が抱える問題について、より深く考えるためのヒントを提供する1冊。

【著者紹介】
武田晴人 : 東京大学大学院経済学研究科教授。1949年生まれ。1979年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、東京大学経済学部助教授を経て91年同教授。88年経済学博士(東京大学)。専攻は日本経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲオルギオ・ハーン

    黒船来航から2000年前後の不良債権問題までの17の出来事を経済史的な面から解説した一冊。丁寧かつ分かりやすい解説のため読みやすく、曖昧だったところも納得できるように説明しているので読んでいて楽しかった。特に戦前の経済、財政政策の解説は自分の認識を整理できたのでとても有益だった。産業について見ても別子暴動事件を取り上げることでどのように労使関係が見直されていったのかを読めて今後企業や業界史研究を読む助けになった。「もはや戦後ではない」は戦後復興による経済成長期ではないという意味だったのは知らなかった。

  • Hitoshi Sasaki

    長いこと哲学に触れてきた私には、「哲学には議論が付き物」っていう認識があります(古代ギリシャ哲学において議論や対話はディアロクティケーと呼ばれ、それはそれで重要なのですが…)。 大学院で日本経済史を専攻したものの「日本経済史って論点が少なくてへいわだなー」と思っていた私の認識を改めさせられました。 論点ごとに対立点を明確にしたエキサイティングな一冊だと考えます。

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