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岩崎小彌太 三菱のdnaを創り上げた四代目 Php新書

武田晴人

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569846583
ISBN 10 : 4569846580
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

顧みて恥ずべき何ものもない――敗戦後の経営の難局に立っても揺るがなかった信念と矜持!150年もの巨大企業グループの事業の歴史を支え続けるDNAはいかにして形成されたのか。波乱の時代を生きた三菱の第四代社長・岩崎小彌太は、自らの宿命に従いつつも、信念を貫き通す人であった。グループ企業としての完成や経営理念の確立において、継承者が創業者を超えるほどの存在感を示した事例は、日本の経営史上においても稀有であろう。本書は、「理想なしでは一歩も動けない人」「理想家にして実行家」といわれたその希代の経営者による「継承と創造」の事跡に、三菱グループの研究を長年重ねてきた経済史家の視点から迫った経営者伝である。企業の社会的責任について一貫した姿勢・考え方を維持し、社会のニーズに対応して需要者・消費者の利益に奉仕することを企業目的としたこの事業家から、時代を超えて、現代の企業家・リーダーが学ぶべきところは多い。

《著者情報》
武田 晴人(タケダ ハルヒト)
東京大学名誉教授

【著者紹介】
武田晴人 : 1949年生まれ。1979年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(1988年、経済学博士)。同大学助教授・教授を経て、名誉教授。日本の財閥研究だけでなく、近世から現代までの日本の経済現象など研究対象は幅広い。1998年より三菱経済研究所の兼任研究員、2015年より同評議員をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keint

    岩崎小弥太の伝記。伝記とは言えども大正期から終戦直後までの経済や三菱財閥の状況も丁寧に説明されて参考になった。政治に関与しない、公正主義、国民の福利のための「奉公」などの彼の経営理念は現代でも十分に通ずると感じた。

  • 鈴木貴博

    三菱財閥の四代目で事実上最後の総帥・岩崎小彌太の伝記。第一次世界大戦中の大正五年に社長に就任し、その在任は事業の拡大、組織の整備と成熟、大震災、不景気、財閥への逆風、戦争、そして財閥解体に至る約三十年。激動の経済史とともに知ることができた。

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