古典つまみ読み 古文の中の自由人たち 平凡社新書

武田博幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582859201
ISBN 10 : 4582859208
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;18

内容詳細

ときに尼の強く信じる心が地蔵菩薩を現前させ、平家侍は一門とともにあえて滅びの運命を選びとり、色好みの若き平安貴族は気随気ままな日常を繰り広げる。結びには兼好法師、西行、良寛の人生論を取り上げ、人はいかにして心豊かに自由に生きられるのか、確かな鑑賞力でもって選ばれた古文から考える。人間はなぜ、かくも不器用で愛おしいのか。大人ならではの古典の愉しみ方を徹底指南。

目次 : 『宇治拾遺物語』―尼とばくち打ち/ 『平家物語』―主人の御供を拒む家来/ 『枕草子』―恋する貴公子/ 『源氏物語』―生彩を放つ少女/ 『芭蕉翁頭陀物語』―たくらむ俳人/ 『大鏡』―死に際に弟を降格させた兄/ 『更級日記』―物語と猫と姉妹/ 『閑居友』―世塵の中で道を求めた僧/ 『発心集』―笛を吹いて明かし暮らす法師/ 『保元物語』―武門源氏の子息の覚悟/ 『建礼門院右京大夫集』―滅び去った恋人たちへの思い/ 『徒然草』―兼好法師の交友論/ 『山家集』―心の月を磨く人/ 『良寛全集』―“ひとり遊び”の精神

【著者紹介】
武田博幸 : 1952年熊本県生まれ。熊本大学法文学部文科(倫理学科)を卒業後、九州大学文学部大学院に進み、西洋哲学(ギリシャ哲学)を専攻するも、博士課程単位未取得退学。29歳で河合塾福岡校国語科講師となり、65歳まで勤める。受験生向け古文参考書(単語集・文法書・問題集・文学史・古典常識集など)を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Foufou さん

    古文というと受験科目と割り切って学習した苦い記憶のせいで腰は引けがち。しかし歳のせいか惹かれることもしきりで、あそこには何かあるのだろうと。で、この本、その「何か」を鮮やかに示してくれる良書でありました。抜粋による古文のアンソロジーというありがちなスタイルですが、勤め人のすさびの為に書かれたのではない、言うなれば著者の信仰告白みたいなものになっている。予備校で若い人相手に培った語りの妙も生きています。引用箇所が一々胸に迫って、紫式部も建礼門院右京大夫も兼好法師も、こんなに身近に感じられたことはありません。

  • tamami さん

    サブタイトルに「古文の中の自由人たち」とあるように、名だたる日本古典の中から、著者の目にかなう自由人に焦点をあて、その人にまつわるエピソードを取り上げ、解説と古文・現代語訳・語釈を記したもの。取り上げる古典、人物、エピソードがどれも興味を惹かれ、じっくりと再読したいもの。著者は元進学塾の国語教師ということで、本文の親切さ・読みやすさに納得。本書を少しずつ関係する古典と首っ引きで読んでいけば、はまることは請け合い。大人の古典入門として絶好のアンソロジー。

  • インテリ金ちゃん さん

    徒然草以外は、知らない話で楽しめた。建部綾足の作品はもう少し読んでみたい。

  • 木倉兵馬 さん

    古文からいくつかの話をピックアップした1冊。個人的に『芭蕉翁頭陀物語』からの1話、ある俳諧家が自作の句の印象をよくするための策謀の話が興味深かったです。「歌書よりも軍書にかなし吉野山」。これだけでもいいと思いますけど、やはり吉野で読まれていたほうが鑑賞者の心をより打つだろうことは想像に難くないのですから。

  • けん さん

    元河合塾の国語・古文の先生が書いた本なので、とても読み易かったです。また、文体が柔らかな感じなので、読んでいて心地良く思えました。ただ、現在、「古典文学の再学習」を始めたばかりの自分には、「もう少し色々な古典を読んでからでないと、武田先生の話が十分に楽しめないかも・・・」と思いました。改めて時間をあけて再読してみたいと思います。

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