武満徹全集5 舞台tv ラジオ 作品, 補遺

武満 徹(1930-1996)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4096131059
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
その他
:
CD付き
追加情報
:
453p;19X28

商品説明

第5巻 小さな部屋で
In a Small Room
うたうだけ
I Just Sing
恋のかくれんぼ
The Game of Love
○と△の歌
A Song of ○'s(Circles) and △'s(Triangles)
小さな空
Small Sky
見えないこども
Unseen Child

La Neige
素晴らしい悪女
A Marvelous Kid
雲に向かって起つ
Take off for the Clouds
死んだ男の残したものは
All That the Man Left Behind When He Died
三月のうた
In the Month of March
めぐりあい
The Encounter
燃える秋
Glowing Autumn
島へ
To the Island
明日ハ晴レカナ、曇リカナ
Will Tomorrow, I Wonder, Be Cloudy or Clear?
ぽつねん
All Alone
昨日のしみ
Yesterday's Spot
ルリエフ・スタティク
Static Relief
ヴォーカリズムA・I
Vocalism Ai
クラップ・ヴォーカリズム
Clap Vocalism
空、馬、そして死
Sky, Horse and Death
クワイエット・デザイン
Quiet Design
水の曲
Water Music
ミネアポリスの庭
A Minneapolis Garden
静寂の海
The Sea is Still
Lacrima for string Orchestra
組曲「乱」
"Ran" suite
波の盆
Nami no Bon
組曲「太平洋ひとりぼっち」
"Alone on the Pacific" Suite
2つのシネ・パストラル
Two Cine Pastrali 1.Orin 2.Kaoru
死と再生
Death and Resurrection
サーカスにて
At the Circus
室内協奏曲
Concerto de Chambre
お休み!
Be Sleep Baby!
愛して
Love Me

内容詳細

武満徹全集、遂に完結。本巻には、うた、テープ音楽、舞台・ラジオ・テレビ作品、補遺の音楽を収録。今までに聴くことのできなかった貴重な武満作品の数々を、ジャンル別、作曲順に聴くことができるように編集。

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
燃える秋、ヴォーカリズムA・I、水の曲、組...

投稿日:2018/02/06 (火)

燃える秋、ヴォーカリズムA・I、水の曲、組曲「乱」、波の盆、が素晴らしいです。映画音楽とテープ音楽に素晴らしい作品が散見されます。合唱曲もきれいなのですが、武満さんはあまり合唱曲の作曲をあまり得意としていなかったのではと思います。ヴォーカリズムA・Iは「あい」という言葉を多様な表現で発声するだけなのですが、なぜか惹き込まれます。懐かしい岸田今日子さんの声が魅力的です。最後はユーモラスです。水の曲は鼓や能も関連するのですが、水の音の神秘性が引き立っています。これらテープ音楽が1955年〜1960年という時代に日本で作られていたことが驚異的です。まだ貧しい日本で、こういう前衛的な作品を創っていた武満さんの人生は驚異的です。冒険的な人生のきっかけは戦争体験や健康上の理由も大きいでしょうが、やはり音楽あるいは音のアートがなによりも好きであったのでしょう。その好きな気持ちが作品にあらわれています。20代30代の若さですでに老成していた武満さんを実感できました。これらの作品以外でも、音色や和声の感性が天才的だと思います。タケミツトーンは今後も歴史に残っていくと思います。関係ないですが武満さんを伴侶と決めた浅香さんの人生も驚異です。なおこの全集にはないのですが、映画監督ジム・ジャームッシュの映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』で使われるはずであった音楽「L.A., New York, Paris, Rome, Helsinki (1991)」も素晴らしいです。これを新録音してほしい気持ちが強いです。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

0
★
★
★
★
★
テープ音楽を聴きたくて買ったが、うたを聴...

投稿日:2013/07/23 (火)

テープ音楽を聴きたくて買ったが、うたを聴くとほっとする。こういうのを作っていたんだな。

聖オーガスティン さん | IRELAND | 不明

1
★
★
★
★
★
'04年発表。02年から刊行されている全5巻の...

投稿日:2008/11/08 (土)

'04年発表。02年から刊行されている全5巻の全集の最終刊。3の映画音楽編に収録の「怪談」など映画音楽を除く、残されたテープ作品のほとんどをディスク2に収録。55年の第1作「ルリエフ・スタティック」に始まり、ヴォーカリズム3部作、NHK電子音楽スタジオ制作による「空、馬、そして死」(58年)、個展のために制作した、様々な水の音をコラージュした「水の曲」(60年)など、緻密な構成には今聴いても驚かされる。こうしたテープ作品の大半は、草月アートセンターの奥山重之助の尽力によるもの。日本の技術者の緻密な仕事ぶりに驚嘆する。

0

武満 徹(1930-1996)に関連するトピックス

おすすめの商品