CD 輸入盤

日本のギター作品集第1集〜武満徹:ギター独奏作品集、他 福田進一

武満 徹(1930-1996)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573153
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

日本のギター作品集第1集
武満徹:ギター独奏作品集、他
福田進一(ギター)


ナクソスで新たにスタートした企画「日本のギター音楽」シリーズの冒頭を飾るのは、繊細透明な作風で世界的にも評価の高い作曲家、武満徹[1930-1996]の作品集です。
 ギターは武満徹が好んでいた楽器でもあり、すでに数々の名曲が親しまれています。
 アルバム冒頭は、武満徹と福田進一の共通の友人でもあるレオ・ブローウェル[1939- ](写真下)による『HIKA:イン・メモリアム・トオル・タケミツ』。武満徹が1996年に亡くなった際に書かれた作品で日本語の「悲歌」をそのままアルファベットにしています。
 続いて『フォリオス』。ギタリスト荘村清志のために1974年に書かれた作品で、「フォリオ」とは「二つ折りの紙」を意味する言葉です。抽象的な音の断片の中に、一瞬聞き覚えのありそうなコラールが聴こえ、やがて静かに消えていくという音楽です。3つの部分から成ります。
 次は『すべては薄明のなかで』。パウル=クレーの絵画からインスピレーションを受けたという音楽で、4つの部分から成ります。
 そしてとても短いギターのための小品『シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に』。1991年にイタリアの作曲家ブソッティの還暦を祝って書かれています。
 続いて再び、ブローウェルによる『ハープと影』。武満徹の想い出にと題された2005年の作品です。
 次は『エキノクス』。荘村清志のために1993年に書かれた揺れ動く優しさが印象的な音楽。
 そして『森の中で』。1995年に書かれた武満徹の最後の作品のひとつ。「ウェインスコット・ポンド−コーネリア・フォスの絵画から」「ローズデール」「ミュアー・ウッズ」という3つの部分から構成されており、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
 最後は、武満徹が1970年代なかばにポピュラー・ソングをギター用に編曲した『ギターのための12の歌』からビートルズの『ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア』『イエスタデイ』の2曲。どちらもポール・マッカートニーが作曲したメロディアスで抒情的なナンバーで、アルバムを優しく締めくくってくれる感じです。(HMV)

【収録情報】
・ブローウェル:『HIKA:イン・メモリアム・トオル・タケミツ』(1996)[6:43]
・武満徹:『フォリオス』(1974)[8:40]
・武満徹:『すべては薄明のなかで』(1987)[9:27]
・武満徹:ギターのための小品『シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に』(1991)[1:22]
・ブローウェル:『ハープと影-武満徹の想い出に』(2005)[9:04]
・武満徹:『エキノクス』(1993)[5:18]
・武満徹:『森の中で』(1995)[14:29]
・武満徹:『ギターのための12の歌』(1977)〜「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア」[2:56]
・武満徹:『ギターのための12の歌』(1977)〜「イエスタデイ」[3:17]

 福田進一(ギター)

 録音時期:2012年10月18-21日
 録音場所:カナダ、オンタリオ、聖ジョン・クリソストム教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

日本を代表するギタリストの福田がナクソスとの出会いでスタートさせる、新しいシリーズ。武満のすべてのギター・ソロ作品と、ブローウェルによる2曲の武満讃歌の組み合わせは、それだけでも響き合う。福田は非常に多くの録音経験を生かして、美しいギターをたっぷりと聴かせてくれる。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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選曲も福田さんの演奏も素晴らしいですが、...

投稿日:2021/02/25 (木)

選曲も福田さんの演奏も素晴らしいですが、 カナダの録音環境(ホール、エンジニア・・・)がとても良いです。 ヌーシェの音を良くとらえていることと、直接音と間接音のバランスが素晴らしい。

チバリスト さん | 千葉県 | 不明

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