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百姓と自然の江戸時代 26 ヒトの歴史に補助線を引く 叢書・知を究める

武井弘一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623098040
ISBN 10 : 4623098044
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸時代中期、日本列島では耕地面積と人口が大幅に増加し、社会は大きく発展した。しかし18世紀半ばを過ぎると新田開発による成長は終わりを迎え、人々は自然との関係のなかでさまざまなジレンマを抱えるようになった。本書では、江戸時代に書かれた農書を手掛かりに、気象や土地、動植物などの視点から百姓たちの営みがどのように捉えられるかを描き出す。自然の歴史の変遷を人類の歴史の補助線とし、遠い過去からはるか未来に通底する人間社会の根本的な課題を浮き彫りにしていく。

【著者紹介】
武井弘一 : 1971年熊本県生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。専門は日本近世史。博士(教育学)。現在、金沢大学人間社会研究域学校教育系教授。主著『江戸日本の転換点』NHK出版、2015年(第4回河合隼雄学芸賞受賞)、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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