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スペインのロマネスク教会 時空を超えた光と影

櫻井義夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306044371
ISBN 10 : 4306044378
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界遺産に登録された伝統の巡礼路は、多様で豊かなロマネスク教会を軸に多くの人をひきつける…。素朴だが力強いスペインのロマネスク教会を巡礼。美食家で旅の達人でもある建築家と写真家が綴る力作。

【著者紹介】
桜井義夫 : 1957年埼玉県生まれ。1987年東京大学工学部建築学科、ヴェネツィア建築大学に学び、東京大学大学院修士課程修了。1993年丹下健三都市建築設計研究所、マリオ・ボッタ事務所、クリスチャン・ド・ポルザンパルク事務所を経て、桜井義夫+I/MEDIA設立し現在に至る。2000年〜芝浦工業大学非常勤講師。主な作品、チェリードーム、Villa KNT、ISZなど

堀内広治 : 1952年大阪府生まれ。1974年東京写真大学研究科修了、村井修に師事。1984年新写真工房主宰し現在に至る。1995年〜建築写真家協会写真展出展。1997〜2000年慶応義塾大学環境情報学部非常勤講師。1998年「フランス・ロマネスク古寺巡礼」写真展。2001年「フランス・ロマネスク古寺巡礼」写真展、「桜井紅絹堀内広治二人展」(ギャラリー・GMB)。2001年〜多摩美術大学環境デザイン学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    著者の櫻井義友氏は建築家。写真の堀内広治氏は、やはり建築写真を手掛けている。巻頭の数葉を除いてはモノクローム。主としてカミーノ(サンチアゴ巡礼路)のロマネスク建築を取材。そみそもスペイン南部は長くイスラムの支配を受けていたためにロマネスク建築はあまり見られない。ここに取り上げられた教会群は、いずれも僻遠の地にあり、歴史的にもけっして豊かとはいえなかった地だろうが、質朴ながらも(例外あり)独特の美しさをたたえている。あるいは壮麗極まりないゴシックの大聖堂よりも敬虔な感をより与えるかも知れない。

  • アキ

    およそ1075年までを初期ロマネスク、それ以降を盛期ロマネスクと区分し、サンチャゴへの巡礼の道、北スペインの海の道、カスティーリャ・イ・レオン、カタルーニャと4つに分けてロマネスクの教会を紹介している。フランスのロマネスク教会の続編だが、フランスに比べて自然の条件が厳しく規模が小さいものが多い。しかしスペインの特徴は、西ゴート、プレロマネスク、イスラムとのハイブリッドなど混成する多様性である。サンチャゴ・デ・コンポステーラのサンチャゴ大聖堂に至る巡礼の旅は、世界遺産になってから訪れる人が増えているらしい。

  • にがうり

    図書館本。必要なページだけ拾い読みしてコピー。カラーだったら奮発して買ったのにモノクロは惜しすぎる。

  • 本書では、北スペインにあるロマネスク教会を廻っている。モノクロではあるが、それぞれの教会の写真が多数掲載されているので、難しい建築用語などがあっても、割合楽しく読めるはず。個々のスペイン・ロマネスク教会に興味を持つきっかけになるだろう入門書。個人的には巡礼路を廻る「サンチャゴへの道」がよかった。スペイン独特の風土によって建築される教会の雰囲気にうっとりする。本書末には短いコラムもあってそちらも楽しい。本書を読んで北スペインのロマネスクに思いを馳せ、またその地を訪れたときの知識のひとつにもしたい。フランス版

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