三島由紀夫は何を遺したか

櫻井秀勲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784866631288
ISBN 10 : 4866631287
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
208p;19

内容詳細

没後50年、当時の担当編集者が見た作家、三島由紀夫の真実。命をかけた正義と誠実の志を知る。

目次 : 第1章 運命―三島由紀夫の思想の礎(「文学については語らないでくれ!」/ 初めて三島邸を訪ねたときのこと ほか)/ 第2章 予兆―三島由紀夫の覚悟の始まり(体内に共存する西欧的教養と皇国主義/ 三島由紀夫の創作ノート ほか)/ 第3章 転生―三島由紀夫の才能と死生観(絢爛たる経歴と「第二乙種合格」/ 処女作『花ざかりの森』の反響 ほか)/ 第4章 決起―三島由紀夫が貫いた美学(なぜこの日でなければならなかったのか/ 四十五歳以後の予定はすべて空白だった ほか)/ 第5章 辞世―三島由紀夫は何を遺したか(「三島事件」は何を伝えたか/ 美学を通した切腹と介錯の作法 ほか)

【著者紹介】
櫻井秀勲 : 1931年、東京生まれ。東京外国語大学を卒業後、光文社に入社、大衆小説誌「面白倶楽部」を経て、31歳で女性週刊誌「女性自身」の編集長に抜擢され、毎週100万部発行の人気週刊誌に育て上げた。55歳での独立を機に、『女がわからないでメシが食えるか』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なるうお さん

    かなり良書。しかも、櫻井先生の直筆サイン入りをいただいたので、大事にとっておく本リストがまた増えた。

  • DK さん

    三島由紀夫さん、映画もやっていたので気になって読んでみました。最期の切腹自殺は聞いたことありましたが、東大法学部を出て官僚から物書きへ。非常に優秀で頭が切れた方だったんですね。単純な右翼皇国主義者だと思われていたそうですが、西欧的なところもあり、存外やさしかったとは、意外でした。

  • 山根清志 さん

    「文武両道の死の言葉」→「文武両道と死の哲学」

  • 呑司 ゛クリケット“苅岡 さん

    馬齢を重ねる我が身を振り返る時、1980年にジョン・レノンが40才で殺され、1970年三島由紀夫が45才で自死を選んだことは大きく影響しているように思う。自然死の齢に近づくにつれ、見事な死を賜ることは常人には不可能なのかと感じる。ライフワークとしてエンディングノートに取り組み、死生観を探究しようとしていると、益々理想の最後は遠くなるように思う。未だ悟りの境地は遠く及ばないと言われたような本だった。

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人物・団体紹介

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櫻井秀勲

1931年、東京生まれ。東京外国語大学を卒業後、光文社に入社。大衆小説誌「面白倶楽部」に配属され、松本清張、遠藤周作、川端康成、三島由紀夫、幸田文など文学史に名を残す作家と親交を持った。三十一歳で週刊「女性自身」の編集長に抜擢され、毎週一〇〇万部発行の人気週刊誌に育て上げた。五十五歳での独立を機に作

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