幸福の「資本」論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

橘玲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478102480
ISBN 10 : 4478102481
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
288p;19

内容詳細

ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。「金融資産」「人的資本」「社会資本」という3つの資本から、「幸福に生きるための土台(インフラストラクチャー)」の設計を提案。超充、リア充、旦那、金持ち、退職者、ソロ充、プア充、貧困の8つの人生パターンから「幸福」のカタチを選択するヒント。

目次 : 0 「お金持ち」と「貧乏人」の三位一体幸福論(幸福の3つのインフラ/ 「最貧困」から人生を考える/ 人生の8つのパターン)/ 1 自由のための金融資産(お金と幸福の関係/ マイナス金利の世界)/ 2 自己実現のための人的資本(人的資本は「富の源泉」/ クリエイティブクラスとマックジョブ/ サラリーマンという生き方/ オンリーワンでナンバーワンの戦略/ 超高齢社会の唯一の戦略)/ 3 幸福のための社会資本(友だちとはなんだろう?/ 個人と間人/ うつは日本の風土病なのか/ 幸福になれるフリーエージェント戦略/ 「ほんとうの自分」はどこにいる?/ それでも幸福になるのは難しい)

【著者紹介】
橘玲 : 作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信やダイヤモンド社との共同サイト『海外投資の歩き方』など精力的に活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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幸福を測るローンチとして【金融資産】【人...

投稿日:2021/06/13 (日)

幸福を測るローンチとして【金融資産】【人的資本】【社会資本】がある。原則的に金融資産と社会資本は両立不可能。理由はすべての社会資本(人間関係)に金銭が介在するようになるため。日本では年収800万を超えると幸福度はほぼ上昇しなくなる。トランプ現象はリベラル化への反動の証。キャリアの棲み分けとして【マックジョブ】【スペシャリスト【クリエイター】がある。ボーダーラインは拡張できる仕事かあるいは拡張できずとも高度な知識を必要とする専門家であるか。

コレット さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • harass さん

    岡田斗司夫の動画講義で紹介されていて手に取る。持っている金の多寡が幸せではないと世間的に言われるが、著者はさらに人間の幸せの要因には3つの要素、資産・人的・社会が交互に関係すると分析する。それぞれの意味合いと組み合わせの例などの考察。友人や知人の多さの煩わしさなども論じてある。やや苦しいかと感じる部分もあるが、自分がどのタイプであり、どう変化させるかの示唆に富んだ自己啓発書で、なかなか良い本だった。おすすめ。

  • Tsuyoshi さん

    3つの資本(人的資本・社会資本・金融資産)をインフラとした幸福のためのポートフォリオの提案がなされていた。特に「本当の自分=子供時代のキャラ」「自分と似ている人のアドバイスが一番役立つ」には納得。過去を含め己を見つめ直し、変えられる部分とそうでない部分を見極めた上で幸福のためのポートフォリオを設計していきたい。

  • ジョンノレン さん

    著者本は「言ってはいけない」以来かも。タブーそこのけの刺激的な言い回しを予想していたが、社会・経済・金融・経営・組織ひいては脳科学・生物学に亘る広範な視野で、諸説も駆使して説得力のある自説を展開、違和感なくするする入ってくる。一読の価値あるおすすめ本。人的資源の活用、つまり労働に関しては日本社会のみならず世界にも視野を広げて多面的に語られ結構参考になった。ユヴァル・ハラリがサピエンス全史の終盤で突如幸福論を展開して滑った感があったが、橘氏は仏教的境地も含めより多様に間口を広げつつ、様々な糸口を補足する。

  • ごへいもち さん

    スラスラと証明されてついていくのが精一杯。「働き続け老後という時期を無しにする」のが勝ち、同感。橘玲本を10冊余しか読んでいない私に新しい視点は「子どもの頃のキャラが幸せになるための本当の自分」

  • はるき さん

    苦味が面白すぎる。 何かすっかりお勉強した気分です。

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人物・団体紹介

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橘玲

1959年生まれ。作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作となる。2017年、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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