国家破産はこわくない 講談社プラスアルファ文庫

橘玲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062817363
ISBN 10 : 4062817365
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

 2020年以降、日本の国家財政は破綻する──。

 これはたんなる推測ではなく、財務大臣の諮問機関が2015年10月9日に公表した「我が国の財政に関する長期推計(改訂版)」にはっきり書いてあることです。財政収支を改善できなかったらどうなるか、経済官庁のなかで内密に議論されていたことがいまや公の場で当り前のように論じられるようになり、その「可能性」を否定する人はもはやいません。
 少子高齢化もGDPの2倍に達する巨額の借金も「事実」として広く知られたことばかり。財政破綻もその事実のひとつです。しかし、ほとんどの人がいまだ何もできずにいます。
 世の中のさまざまな「言ってはいけない真実」を暴く人気作家・橘玲氏が、2013年に刊行し、日本中に衝撃を与えた『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(ダイヤモンド社)を待望の文庫化。これから起こる3つのシナリオと、わたしたちにできる対応策を指し示しつつ、橘さんは語ります。

「恐れる必要はない、しかし、備える必要はある!」

 本書で紹介する「たった3つの金融商品」があなたと家族の未来を守ってくれる……かもしれません。カウントダウンが始まった、2018年必読の1冊です。

【著者紹介】
橘玲 : 作家。1959年生まれ。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎)でデビュー。「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラー、『言ってはいけない残酷すぎる真実』(新潮新書)が45万部を超え、新書大賞2017に。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本の国家破産を予測する人にはぜひ読んで...

投稿日:2021/06/28 (月)

日本の国家破産を予測する人にはぜひ読んでもらいたい。日本の国家破産時の資産防衛術が書かれている。難解な投資のことも書かれているが、こんな金融商品もあるんだ程度の理解でも構わないと思われる。日本の国家破産は必ず訪れると思っているので、本著を参考に対策を練ろうと思う。

M&M さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつのすけ さん

    国家が破産するのは、恐ろしい!たしかに、我が国および地方公共団体の負債も含めれば、相当な額になる。人口の多い団塊の世代にとって都合のいい政策が進められるのが原因だろう。世代交代後は、イナゴの大群が去った後のようになるのではなかろうか。

  • slider129 さん

    本書は2013年発売「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」の文庫化。著者も書いている通り、普通は資産運用関係の書籍は株式・為替の変化によって文庫化に適さないのだが、元本の前提とする経済条件に変化がない為に、今後進むであろうシナリオの信頼度はさらに高まったと言える。状況が悪化すると忘れがちになるが、最近益々追い込まれている金融機関が熱心に勧誘するウマい話は無視するに限る。ある意味無責任と言える日銀の金融緩和が続く限り、本書の提案しているリスクヘッジの方法を頭の片隅に置きながら資産運用を続けたいと思う。

  • ゲオルギオ・ハーン さん

    給付金と財源の話になると財政破綻の危険性について触れることになることもあり、仮に日本が破産はどんな風に進み、その時にどうすれば自分の財産を守れるのかと思い読んでみました。本書が割としつこく書いているのは一晩で日本が破産しているという状況はなく、はっきりとした兆候として国債の評価ダウンと利子の上昇がある。また、それにともないインフレもかなり進む。本書では序破急の3段階に分けてそれぞれの状況で資産形成をどうしていけばいいかを提案しているので具体性があり、読んでいて飽きなかった。

  • mintia さん

    あくまでも読み物として楽しく読むことができた。日本が破産することは無いですよね。もし破産しても、この本の言う通り実行すれば何とかなりそうだ。

  • ままごん さん

    どんなにやさしく解説してくれても、私にはこのテの本は理解できないのかもしれない!とは言っても世の中、私レベルの人ばかりだろうから、きっと日本が本当に破産したら大変なことになるのでしょうね。とりあえず私の理解では、「当面は普通預金でなんとかなる」っていうことかな。あ、この本に書かれたことを私が勝手に解釈しただけですよ、橘さんが推奨しているわけじゃないですよ。

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人物・団体紹介

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橘玲

1959年生まれ。作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作となる。2017年、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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