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格差社会 岩波新書 新赤版

Toshiaki Tachibana

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004310334
ISBN 10 : 4004310334
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan

Content Description

教育や雇用などあらゆる場で格差が拡大する中、今日本社会に何が起きているのか。格差問題の第一人者である著者が、様々な統計データによって、格差拡大の現状を詳細に検証し、不平等化する社会の行方を問う。

【著者紹介】
橘木俊詔 : 1943年兵庫県に生まれる。小樽商科大学、大阪大学大学院を経て、1973年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。その後、米、仏、英、独の大学・研究所で教育職・研究職を歴任。京都大学経済研究所教授、経済企画庁客員主任研究官、日本銀行客員研究員、経済産業省ファカルティフェローなどを経て、京都大学大学院経済学研究科教授。2005年度日本経済学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    この問題の入門書として良書。高校生くらいの方から読んでいただいて、将来や社会に対する問題意識を持ってほしいと思う。

  • tolucky1962

    小泉内閣終盤、格差が広がった。ジニ係数は上がり、再配分は下がる。生活保護受給者、貯蓄ゼロ世帯、非正規、完全失業率は上昇。貧困率はOECD5位。最高所得税率は70%→37%。主要国最低の最低賃金を受取れない率も高い。ホワイトカラーの開放性は低い。雇用対策支出は米国に次いで低い。公的教育支出はギリシャに次いで低い。再配分効果は主要国最低。低福祉なのにさらに小さな政府をめざしているという。この後13年格差は広がっている。米国を目指してGAFAは現れない。目を閉ざす閉ざさせる(統計を隠す)ことは危険。

  • 警蓮社峻譽身阿

    小泉政権下の2006年出版。今でこそ格差拡大社会と認識されているが、当時はまだ一億総中流という幻想と現実の解離に気付いている人が少ない時代だったのだろうか?格差はあるんですよ、実はこんな格差があるんですよ、他国よりよっぽどあるんですよ、構造改革によりさらに格差が広がる可能性がありますよ、今の政策はこんな影響がありますよ、といった内容。総論的であり個別要素の検証は乏しいため読みごたえはないが、現在の格差論と相違なく、出版から15年で格差是正には至っていないことがわかる。。

  • まろにしも

    ★★★格差拡大の実態をデータで分かり易く示している点は良かった。小泉内閣での規制緩和⇒競争促進⇒格差拡大。その格差が定着し、皮肉にも競争が阻害されているという点が興味深かった。教育経済学でも、本を良く読む子供が成績が良いのではなく、本を良く読む子供⇒親が高学歴・高収入⇒教育熱心・教育投資が大。というように、「親の収入」と「子供の成績」の相関を示している。「格差拡大」による「機会の不平等」と「競争の阻害」について再認識した。

  • luther0801

    自分がどう対応していくか、ということに尽きる。社会のせいにするのはどうだろうか。社会全体のことを云々言える立場でないことは重々承知の上で。データの多さは素晴らしい。

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