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大阪のなぞ 歴史がつくってきた街のかたち 河出新書 河出新書

橋爪紳也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309631912
ISBN 10 : 4309631916
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

東京をしのぐ商いの都として「大大阪」と呼ばれ、因習にとらわれず、実利を重んじる都市性から「日本のアメリカ」とも称された大阪。いまの大阪人が忘れ去った、かつての繁栄の痕跡や、文化的な所産、出来事の断片といった「なぞ」を探究することで、経済都市として発展した1920〜1930年代から、戦後復興期、高度経済成長期、そして今日へと受け継がれた精神、すなわち「大阪イズム」を掘り起こしていく。

目次 : 1 建築が語る「大阪」(大浜公会堂が大阪市中央公会堂の原型?/ 幻の大阪宮殿計画 ほか)/ 2 交通から見た「大阪」(南大阪のアルプス/ 天神橋発京都行き「超特急」 ほか)/ 3 商売から知る「大阪」(近江商人と大阪商人/ 箕面駅前に「大阪初のカフェ」があった ほか)/ 4 都市に隠れた「大阪」(箕面動物園は日本一/ 難波橋筋に難波橋はない ほか)/ 5 歴史が誘う「大阪」(馬飼いの里と「はにわ親子馬」/ 樟葉に宮があった ほか)

【著者紹介】
橋爪紳也 : 1960年、大阪市生まれ。大阪公立大学研究推進機構特別教授・同観光産業戦略研究所長。建築史・都市文化論専攻。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    大阪に長い間関わっているのに知らなかったことばかりで、何度も「へぇ〜」「なるほど」と呟く。幻の大阪宮殿計画、アジアの拠点になったかもしれないGMの自動車工場、淀屋橋筋が消えて御堂筋、などを読みながら歴史のイフを思う。著者とは三十年来の長い付き合いである。若い頃から、現場を歩き、古書店や骨董品店を訪ねておられた姿を承知している。本書掲載の膨大な写真や資料は、全て、ご本人の撮影・所有物。知ったかぶりの知識で街づくりを語る学者・評論家が多い中で、地道で真摯な研究姿勢を貫かれている橋爪先生の面目躍如である。

  • いぬたち

    明治ごろからだいたい昭和くらいまでの大阪の変化や発展を伝えている本。建物や電車など主にハード面からのアプローチでテンポよく紹介しているが個人的に驚いたのがこの本で取り上げられている写真や資料はほぼ著者のコレクションであること。ホント大阪すきなんやね〜と感じされられてホッコリした。

  • taco

    大阪の記憶を残していただけることに感謝です。

  • NAGISAN

    大阪のことに関心をもち知っているつもりだったが、初めて知ることや覚えていた由来が間違っていたことも多くあった。大大阪時代以前の明治期の大阪の躍動ぶりなど。文章も軽やかで簡潔、さすがに橋爪先生です。 次回以降の書で、「歴史をつくってきた」なかで、大阪庶民は貢献しているのか受益者に止まるのか、具体的に言及していただければ嬉しいです。

  • Eddie

    大阪が好きな大阪人で、これまで大阪に関する本は多数読んで大阪のことはよく知っているつもりだったが、まだまだ知らないことがあるのを気づかせてくれるトリビア的な本でした。

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