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中国語は不思議 「近くて遠い言語」の謎を解く 新潮選書

橋本陽介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106038921
ISBN 10 : 4106038927
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan

Content Description

漢字、語彙、文体…こんなに似ていて、こんなに違う!日本語と多くの共通点がありながら、発音や文法などが大きく異なる「近くて遠い」中国語。なぜアメリカは“美国”なのか?過去形がないのに、過去をどう語る?7ヶ国語に精通した研究者が、ふとした疑問から文化や思想までをも解き明かす。初心者から上級者まで新しい発見がある、目からウロコのおもしろ語学エッセイ。

目次 : 第1章 簡体字を巡るエトセトラ/ 第2章 音声とピンイン表記/ 第3章 語彙のはなし/ 第4章 『三国志演義』を原文で読むには/ 第5章 品詞と語順のはなし/ 第6章 中国語の「時間」のはなし/ 第7章 “是”は「コレ」である/ 第8章 中国語の「一つの文」/ 第9章 「並列」することの美学

【著者紹介】
橋本陽介 : 1982年埼玉県生まれ。お茶の水女子大学基幹研究院准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は中国語を中心とした文体論、テクスト言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    面白かった(特に脱線したところが抜群に)。やはりヨーロッパ語の文法で考えちゃダメですね、中国語は。 どこまでも続けられる、流水文(著者命名)、言えてる。

  • サアベドラ

    中国語学者による中国語と中国語文法をネタにしたエッセイ。2022年刊。簡体字とピンインに関する最初の数章はオリジナルで楽しめたが、それ以降は同趣旨の前著『中国語はどのような言語か』(東方書店)と重複する内容が多く、例文まで同じで若干の手抜きを感じる。時折かなり唐突に挟まる個人的なエピソードといい、妙に馴れ馴れしい文体といい(前著にはいずれもなかったと思う)、一般読者を意識して少し無理をしている感がある。それなりに楽しめたが、黒田龍之助や相原茂のすごさを改めて実感する読書だった。

  • さとうしん

    9月刊行の同氏の『中国語はどのような言語か』の一般向けバージョンにして補足的な本。内容も重複している部分が多い。前著で触れられていないネタ(オビにある「なぜアメリカは美国なのか?」など)や随所に差し挟まれる余談に興味があればというところ。序盤に2、3箇所出てくるマルクス主義、中国共産党disが鼻につく。(著者としては冗談のつもりなりだろうけど)

  • Iwata Kentaro

    献本御礼。ぼくのような万年中国語初級学習者にはとても新説な本。後半はぼくのレベルではちとしんどい。再読必至。非常に読みやすい。ガルシア・マルケスも水滸伝も再読したし。

  • なをみん

    遠い昔に第二外国語で学んで以来の中国語の話。簡略化されてきた漢字の歴史とか、なんとなく二音節にしてしまう話とか。中国語的の「コレ」の話とか。ちょいちょい脱線ユーモア入り。ちょいちょい日本語の言語脳も揺さぶられて心地よい気持ち。日本語も中国語も「主題卓越型言語」とか、なるほどねえ。「流水文」もなんかわかる気がする好きだなあ。

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