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危機の時代を生き延びるアートプロジェクト Edit Local Books

橋本誠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784991011115
ISBN 10 : 4991011116
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東日本大震災から10年。全国に広がるアートプロジェクトの取り組みから、社会×アートの未来を展望する。災害や感染症、分断や不寛容が広がるなか“アートは社会の役に立つ”のか?それとも“今改めて自分を見つけなおすために”アートが必要なのか?

目次 : 01 アーティストによる震災の「記録」とそれを支えたプラットフォーム(谷津智里)/ 02 豪雨からの復興とアーティストのまなざし―岡山県倉敷市真備町放課後等デイサービス「ホハル」(南裕子)/ 03 障害福祉事業を核にした社会への問いかけ―静岡県「クリエイティブサポートレッツ」と「表現未満、」(橋本誠)/ 04 釜ヶ崎で表現と社会をつなぐ、ココルームの実践(はがみちこ)/ 05 なぜ、文化芸術で地方創生できるのか?―ローカルと世界をつなぐ「城崎国際アートセンター」の可能性(石神夏希)/ 06 芸術祭から地域の未来を創造するプラットフォームへ―大分県「BEPPU PROJECT」と「CREATIVE PLATFORM OITA」(橋爪亜衣子)/ 07 アーティストの想いを伝えるのは「本気」―栃木・宇都宮「おじさんの顔が空に浮かぶ日」(中嶋希実)/ 08 手紙というオールドメディアを活用した「つながり」のアートプロジェクト「水曜日郵便局」(影山裕樹)/ 座談会 地域から個人の内面へ―アートプロジェクトの本質とは(芹沢高志×若林朋子)

【著者紹介】
橋本誠 : 美術館・ギャラリーだけではない場で生まれる芸術文化活動を推進するアートプロデューサー。東京都内の地域に根差した芸術文化活動を中間支援する東京文化発信プロジェクト室(現・アーツカウンシル東京)を経て、2014年に一般社団法人ノマドプロダクションを設立。2020年よりNPO法人アーツセンターあきたプログラム・ディレクター

影山裕樹 : 編集者、合同会社千十一編集室代表。WEBマガジン「EDIT LOCAL」の運営や、ワークショップ「LOCAL MEME Projects」など地域における情報発信や人材育成、ブランディングまで多様な事業を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • makoto018

    製作者と鑑賞者が1対1である「アート」に対し、「アートプロジェクト」は、関係者や参加者を巻込んでアメーバ状に広がっていく。医療福祉、防災、育児、環境、人口減少、地方創生、多様性など、複雑で困難な現代の課題。アーティストはワイルドカードとして新たな視点を見出す。アートプロジェクトの関わりしろの多さが、いい意味での興味本位「面白そう」「楽しそう」を産み、年代や立場を超えた人々を集める。ただし、評価や成果が明示しづらいことから、行政や企業などの支援者とアーティスト、市民などをつなぐコーディネートが重要だと感じる

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