Books

「子」のつく名前の誕生

橋本淳治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773502268
ISBN 10 : 4773502266
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

名前には流行がある。その中でも女性名の「子」の流行は見事である。明治維新から150年間で、「ほとんどなし」から80%、そして再び「ほとんどなし」へと変わっている。そんな「子」の流行を調べた本。

【著者紹介】
板倉聖宣 : 1930年、東京生まれ。1958年、東京大学大学院数物系研究科にて理学博士。1959年、国立教育研究所(現、国立教育政策研究所)に勤務。1963年、仮説実験授業を提唱。1983年、編集代表として『たのしい授業』を創刊。1995年、板倉研究室を設立

橋本淳治 : 1964年、大阪生まれ。2004年、京都大学大学院人間・環境学研究科にて博士(人間・環境学)。現在、いくつかの塾・予備校にて社会科(主に高等学校公民「政治経済」科)の非常勤講師。仮説実験授業研究会会員

井藤伸比古 : 1954年、愛知県生まれ。1976年、信州大学理学部物理学科卒。現在、小学校教師。仮説実験授業研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kitten

    電子図書館より。なんで、こんなマニアックでニッチな研究書があるんだろ。アマチュア研究者の奮闘ぶりが面白かった。結論だけ書くと、もともと「子」は女性に対する敬称みたいなものだったけど、直接名前につけてもいいよね、みたいな話になり、明治から増え始めた、みたい。タイムリーなところでは、津田梅子も、本名は違ったけれどのちに子をつけて改名しているみたい。それが流行にのった結果なのか、逆に流行を生み出したのかはわからないけれども。

  • 【立読】なんか肩透かし。「一」と「了」で始まりから終わりまでが転じ一生、、、と聞いたことがあったのでその説が記載されているのを期待しておりました。

  • ybhkr

    「◎子」という名前の由来研究。元々男性に対する「氏」に対して女性の敬称として使われていた「子」。とみ、という名前も庶民は「おとみ」「おとみさん」だが、高貴な女性は「富子」知的階級の女性に「富子女史」となる。明治時代までは戸籍の上で「子」がつくことはほとんどなかった。なるほど、花子とアンでハナが「おらのことは花子って読んでくりょ」と言っていた理由がわかった。第一次ベビーブームのころには庶民にも「子」が普及。性別がわかりやすいと重宝。わたしも「子」族の一人。名前を大事にしようと改めて思った。

  • じゃじゃじゃ

    結果を披露するよりも、研究の仕方が中心的だったので、専門的には物足りなさを感じました。アマチュア研究であることはとくに隠されていない、むしろそのことについて繰り返して触れられているので、その点を責めても仕方がないのかもしれませんが、購入したときはそれがあまり明確ではなかったのです。研究をすることについて学習したいのであれば、お勧めができるのかもしれませんが。

  • Oke

    子と言うのは尊称だったので身分の高い女性に付けられていた。名前の一部ではなく、氏や女史のような使われ方。子の字がついた名は不自然だったが、小説の主人公や有名女性に子の付く名前が増え違和感がなくなった。そして庶民にも広がって行った。文献年表が役立ちそう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items