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階級社会 現代日本の格差を問う

橋本健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062583718
ISBN 10 : 4062583712
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2006
Japan

Content Description

今や日本は、世界的に見ても不平等度が高く、貧困者の多い国である。しかも、階級格差は確実に拡大し続けている。衝撃的現実を客観的データに基づいてレポートし、現代日本に警鐘を鳴らす1冊。

【著者紹介】
橋本健二 : 1959年、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学大学院博士課程修了。武蔵大学社会学部教授。専門は理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さるくん

    少し古い本だけど、日本が明確な階級社会であることを前提とした多面的な考察には説得力を感じる。本書に概説されている各階級の特徴から判断すると、自分は典型的な新中間階級である。しがらみがなくリベラルな新中間階級が意識的に格差是正を目指すべきとの主張にも納得させられた。

  • モンジャ

    オーディオブックにて。面白かったです。ふわっと思ってた言語化されてなかった事が書いてある気がしています。明日のジョーと愛と誠が読みたくなりました。

  • 二人娘の父

    はたらく人たちを階級としてとらえ、その階級論を確かに議論に値するものに育てた著者の功績は大きい。左翼はなぜ著者からもっと学ばないのか。いや、学んでいるのかもしれないが、それは見えにくい。刊行は今から14年前と、些か時間が経っているが、視点は新鮮。好著。

  • セイタ

    日本の階級社会が再出現し始めていることに書かれた本!3時間強でさらっと読めた。2006年出版なのでちょっと古い。また、小泉政権、エムクルー社、竹中平蔵のことが度々言及されている。まあ、2023年現在でも小泉政権や竹中平蔵が日本の格差社会の生みの親と言われているくらいだから当然ともいえる。何よりこの著者が書いた『新日本の階級社会』という本も読んでいたのだが、全く記憶になかった。この本もそこまで目新しい発見はなく、「東京論」や「大衆文化論」は退屈で仕方なかった。ただ、今後の研究の役に立つ情報や考え方もあった。

  • ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒

    労働者階級は資本家階級と新中間階級からの二重の搾取を受けている。学力と大学進学率はあまり関係がなく、親の資本が大きく関係する。

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