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ブルームズベリー・グループ ヴァネッサ、ヴァージニア姉妹とエリートたち

橋口稔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121009166
ISBN 10 : 4121009169
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1989
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    私はこの名前を聞くと、すぐケインズを思い出します。彼がこのようなグループに参加したかはこの参加者を見るとよくわかるような気がします。リットン・スレーチーが参加していたこともあるでしょうが文学や芸術にも興味を持っていたということでしょう。奥さんも有名なバレリーナでしたから。日本の場合だとこのようなグループはできないでしょう。いやみな感じがするかもしれません。(田園調布グループとか松涛グループ、成城グループ、鎌倉グループなどが予想されます)

  • 1.3manen

    BGは20C初頭に、ゴードン・スクエアを初めとして、この地区に住んで生活した、知識人たちの自然発生的に生れた集まり(4頁)。ムアの『倫理学原理』1903年は、倫理学の根本問題をきわめて論理的に追求した哲学書(47頁)。慶應通信の倫理学のテキストで出てきたことを想起した。若い男女は生き方と感受性は一つで、その裏付けとなる哲学を求めていた(48頁)。ケインズもフェローの地位を目指して、リットンより後から論文を書き始め、1909年に先にフェローになった(89頁)。ケインズの異質性(92頁〜)。

  • T. Tokunaga

    レナード・ウルフって、ヴァージニアさんの影の薄い夫のみならず、実は国際連盟づくりの立役者だったんだ、とか、リットン・ストレイチーは下ねた好きの劣等生だった、とか、ラッセルはブルームズベリーに日参していたわけではない、とか、ケインズはやはり財テクに長けていた、とか、ロジャー・フライがイギリスに後期印象派を紹介したとか、ゴシップを読むならこの本はかなりよい。

  • めめめ

    ブルームズベリー・グループについて淡々と。結局のところ、ブルームズベリー・グループってなんだったのかしら?友情や愛情を重んじ、同世代同階級の人が議論するサロンみたいな感じだったのでしょうか。グループの価値や影響にはあまりふれず、関係者の人生の記述に終始している印象でした。ロジャー・フライという人物がイギリスにポスト印象派を紹介したとは知らなかったです!

  • マリーゴールド

    備忘:リットン・ストレイチーの名前について「リットンというのは本来ミドル・ネイムで、満州事変の国際聯盟調査団長をつとめたリットン卿が名付親だったことに由来(p90)」

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