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だから、野球は難しい 扶桑社新書

橋上秀樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594097066
ISBN 10 : 4594097065
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

巨人・原辰徳、名将・野村克也に仕えた現役監督が明かす、今勝てるチームとは?

どんなに人間的に素晴らしく、選手から「いい人」と思われていても、肝心の勝負ごとに勝てなければ、指導者として失格の烙印を押されてしまう。
とくにプロ野球の世界は、プロであってアマチュアではない。「選手を育てること」と同時に、「勝つこと」も求められている。

この2つのミッションを貫徹するためには、選手たちに対して厳しい面をどう植え付けていくのかを考える必要がある。
また、どういった考えのもとにチームを動かしていくのか、監督とコーチが考え方を共有していなくてはならない。結果を残せなければユニフォームを脱がざるを得ないのは、選手もコーチ陣と同じ条件ではある。
それだけに監督は、「今の時代に合った指導法」を確立したうえで、チーム運営にあたらなくてはいけないと思っている。

本書では、私が2012年から14年までの3年間、巨人のコーチとして在籍していた時代のことを中心に、勝ち続ける要素とは何だったのか。
さらには令和の今の時代の選手たちに会った指導方法についてを、余すことなく語っていくことにした。
巨人時代に一軍監督として指揮していた原辰徳さんは、勝利に対する執念がものすごかった。
監督晩年は采配面で批判されることもあったが、「ここが勝負どころだ」と見極めたときに発揮される決断力に驚かされることは、一度や二度ではなかった。そのあたりも紐解いていきたい。
同時に本書を通じて、野球の持つ魅力や奥深さ、難しさについて知っていただくことができれば、このうえない喜びである。

オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督 橋上 秀樹(本書 はじめに より)

【内容】
第1章 私が巨人に戦略コーチとして呼ばれたワケ
第2章 私が経験した原野球
第3章 監督になって知ることのできた野球の難しさ
第4章 選手のやる気を引き出すアドバイス
第5章 原さんと野村さんの采配面での大きな違い
第6章 優勝するうえで必要な要素とは
第7章 「野球といえば巨人」の時代が終わったからこそ

【著者紹介】
橋上秀樹 : 1965年、千葉県船橋市出身。安田学園高から83年ドラフト3位でヤクルトに捕手として入団。その後、97年に日本ハム、2000年に阪神に移籍、この年限りで引退。05年に新設された東北楽天の二軍外野守備・走塁コーチに就任し、シーズン途中で一軍外野守備コーチに昇格。07年から3年間、野村克也監督の下でヘッドコーチを務めた。11年にはBCリーグ新潟の監督に就任。チーム初となるチャンピオンシップに導き、この年限りで退団。12年から巨人の一軍戦略コーチに就任し、巨人の3連覇に貢献。また、13年3月に開催された第3回WBCでは戦略コーチを務めた。巨人退団後は、楽天と西武での一軍コーチを経て、19年にヤクルトの二軍野手総合コーチを務め、21年からは新潟アルビレックスBCの監督を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マッちゃま

    橋上氏の経歴を知る程に氏の野球本が読みたくて、見つけ次第に購入。どうやって巨人の戦略コーチとして入閣したのか?なぜ巨人を早々に去らなければならなかったのか?も含めて、なるほどな内容。原巨人、野村スワローズ&イーグルスを比較したり、原&ノムさんの違いを解説し、昭和→平成→令和と野球界で生き抜く氏らしいアナライザーぶりも楽しめました。まぁ〜たしかに巨人一択…の時代は様変わりし、パ全体の台頭にメジャー志向な若者となりました。でも巨人ファンとしては巨人が勝ちまくってほしいワケで(笑)さぁ、後半戦も楽しみましょう♪

  • makimakimasa

    今季より巨人復帰。燕ファンとしては巨人コーチ初就任時の経緯が面白い。荒井幸雄コーチを介して球団代表に呼ばれ、NPB初の「戦略コーチ」就任発表直後「清武の乱」でハシゴを外され、「我が巨人軍に来てもらえるのを楽しみにしている」はずの原監督は入閣を把握しておらず。ノムさんからは「巨人では野村のノの字は絶対に出すな」と助言あり。その野村は原を「勘だけでやってるんじゃ」と懐疑的だったのに対し、著者は直感力の高さが凄いと評す。根拠より直感で名将の部類だと。なお奇襲の提案に対しては「橋上、ここは巨人だぞ」と否定される。

  • たっきー

    長年のヤクルトファンなので、選手として活躍されていた頃から存じ上げているが、その後のコーチ、新潟アルビレックスBCの監督時代のことは本書で知った。選手、コーチとして野村監督のもとで学ばれた部分が大きかったのだろうが、巨人のコーチ時代には全然求められるものが違ったと。環境によって求められるものは違う。また、今の時代に合わせた選手への働きかけについてもどの仕事にでも共通することで勉強になった。

  • じゃんけん

    ★★★☆☆野村監督の弟子のような印象が強い、原監督の影響も結構あるようですね・・・ 【大谷についての記述に納得】 大谷は試合でのプレーにとどまらず、練習さえも楽しんでやっているように思える。その姿はまさに野球小僧そのものだ。⚾⚾⚾🏏🏏🏏

  • ハッピー

    久しぶりの新書は新潟アルビレックスBCの監督で野村克也さんの下で「弱者の兵法」を学んだ橋上秀樹さん.2012年から14年までの3年間原辰徳さんの下,巨人にコーチとして在籍していた時代のことを中心に,勝ち続けるため必要な要素は何だったのか.さらには令和の今の時代の選手達に合った指導方法についてを,余すことなく語っています.清武の乱で巨人に来たのにびっくりしました.

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