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新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ

樺山紘一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121020505
ISBN 10 : 4121020502
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan

Content Description

旧来の問題設定が無効化した後、進行形の現実の変容にいかに対峙していくべきか。現在の歴史学の問題意識を体現する代表的著作を精選し、その意義を読み解く。歴史という経験に学ぶための新たな視座がここに。

【著者紹介】
樺山紘一 : 1941年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。京都大学人文科学研究所助手、東京大学文学部助教授、同教授、国立西洋美術館館長などを経て、2005年より印刷博物館館長。東京大学名誉教授、国際歴史学会議副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ちくま新書の山内先生の「歴史学の名著30」を読んでいましたが、この本で紹介されている本とは異なっています。様々な先生が紹介しているのでかなり分野も広くなっていると感じています。日本人の梅棹さんや網野さんや速水さんの本も紹介されていて読んでいない本がかなりのウエイトを占めているので今後少しづつ勉強しようと思いました。

  • Ex libris 毒餃子

    アナール学派の本が多い印象。前作から時間を経過して社会情勢が変わり、名著の定義が変わってきている。

  • サアベドラ

    2010年発行。前著が出てから約20年経ってる。いわゆるアナール派第二・第三世代に属する学者の著作が目立つのは、この20年間のうちに日本の史学界で社会史が流行ったのも理由のひとつだけど、そもそも編者の樺山紘一がアナール的社会史・心性史を日本に普及させた中心人物の一人、というのもあるのだろう。それにしても、前著に比べて論文集やこれ名著じゃなくね?的な本が含まれているのはなんなんだろう。日本人の作品が少ない(梅棹忠夫、網野善彦、速水融の3名のみ)のも気になる。

  • isao_key

    前著から21年後に新と銘打って歴史学の名著20作が紹介されている。1970年代以降に出版された本がほとんどだが、メドヴェージェフ『1917年のロシア革命』のみが1917年の刊行で、前回紹介し忘れたのか特に古い。既読は『文明の生態史観』、『オリエンタリズム』、『定本想像の共同体』、『敗北を抱きしめて』の4冊。日本人著者の本は本人が解説していないが、洋書の多くは訳者が解説を担当している。本来は訳者以外の識者が担当するべきだろう。読みたいのはブリッグズ『イングランド社会学』。ただ日本語版は7300円もする。

  • Go Extreme

    ニーダム:中国の科学と文明 梅棹忠夫:文明の生態史観 ゲイ:ワイマール文化 ウォーラーステイン:近代世界システム ラデュリ:モンタイユー ギンズブルグ:チーズとうじ虫 ル・ゴフ:もうひとつの中世のために サイード:オリエンタリズム 網野善彦:無縁・公界・楽 アンダーソン:定本想像の共同体 ブリッグズ:イングランド社会史 クールズ:ファロスの王国』 オブライエン:帝国主義と工業化 コッカ:歴史と啓蒙 メドヴェージェフ:1917年のロシア革命 ダワー:敗北を抱きしめて 速水融編著:近代移行期の人口と歴史

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