チェインギャングは忘れない 講談社文庫

横関大

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062778329
ISBN 10 : 4062778327
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
345p;15

内容詳細

護送車が襲われ、五人の受刑囚が脱走した日、シングルマザーの早苗は記憶喪失の青年・修二と出逢う。母子は次第に彼に心を惹かれていく。一方、池袋署の刑事たちは連続殺人鬼“サンタクロース”を追っていた。二つの事件が交錯するとき、チェインギャングたちが動き出す。過去と現在を繋ぐ爽快な真相とは。

【著者紹介】
横関大 : 1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。8年連続で江戸川乱歩賞に応募し、『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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本作もテンポよく進むが、ツッコミどころは...

投稿日:2021/04/12 (月)

本作もテンポよく進むが、ツッコミどころは満載。警察が無能すぎるし、わざわざ次の狙いを言うのも不可思議。シュウジがシュウジじゃないなんてラストにはひっくり返りそうになったわ。

マスター さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009 さん

    横関大さんの第3作は多少うまく行き過ぎの感じはありますが今回もハッピーエンドで幕を閉じて最後まで安心して読める大人のファンタジーみたいな小説ですね。タイトルの意味は終盤まで全く不明ですが気にせずどんどん読みましょう。冒頭で地下鉄銀座線で別々の高校に通学する男女、修二と早苗が会い修二が家庭の事情により広島へ行く事となり最後に俺早苗ちゃんが好きだったんだと告白して二人は別れます。月日は流れ一人息子と暮らすシングルマザーでトラック運転手の早苗は、修二と名乗る記憶喪失の青年と出会って危険な事件に巻き込まれて行く。

  • ナイスネイチャ さん

    相変わらず面白い。出来過ぎ感はたっぷりですが、深く考えずすらすら読めました。最後プロローグが繋がってスッキリ。

  • のり さん

    護送車襲撃事件で受刑者が逃走。何故、彼は逃げたのか…そんな中、「早苗」と息子「航平」の前に記憶喪失の「修二」が現れる。不思議な魅力を持ち、打ち解けていく。年に一度世間を心肝させるサンタクロースと呼ばれる殺人事件との関わりが浮上してくる。二つの事件を追う「神崎」と「黒木」。横関作品だから捻りもなく終わるとは思っていなかったが、やはりまさかの展開に…二人の刑事がメインの「K2」も読んでみたい。

  • 修一朗 さん

    爽快なやつを読みたい時は横関大。最初から最後まで大貫修二がかっこいいこと。彼のためなら何でもするっていう仲間もこれまた気持ちがいい。刑務所に行くことになったいきさつも,刑務所移送中に脱走した目的も,その手口も彼のためなら何でもやるぜっていう仲間も,みんないい奴だ。何だか違和感を感じさせておいて最後にその違和感から解放される爽快感もお気に入り。横関大の初期作品,まだ読んでないやつあるので続けます。

  • Shinji さん

    うん!確かにラストは驚きだったね〜♪ 繋がりが良過ぎた分、怪しいと思ったんだけどね。それでも最後は何の不満もなくスッキリした♪ 当時に叶わなかった「初恋」ってのは、本人にとってはビックリするくらい綺麗なモノだよね!絶対に壊されたくないモノだから、修二の行動は痛いほど解る。男って「好きだった」ってのも「好きになった」ってのにも、理由なんていらないんだよ♪修二にしろ早苗にしろ今風の名前じゃない分、読んでて懐かしい気分にもなれたし気持ちの良い一冊でした。

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人物・団体紹介

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横関大

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2022年『忍者に結婚は難しい』で第10回静岡書店大賞を受賞。「ルパンの娘」シリーズがドラマ化、映画化で話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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