戦場中毒 撮りに行かずにいられない

横田徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163903569
ISBN 10 : 4163903569
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
270p;19

内容詳細

とにかく行きたい!勇んで飛び込んだ初めての戦場で見たのは、バラバラになった兵士の死体だった―アフガンではロケット弾で負傷し、イスラム国(ISIS)取材では危機一髪の脱出。それでもやめられない戦地取材の魔力にはまった日本人カメラマンの壮絶体験記。

目次 : 第1章 同時多発テロ以前―タリバン従軍―2001年、アフガニスタン/ 第2章 復讐には百年かけても遅くない―2002年、再びアフガニスタン/ 第3章 北関東から戦場へ―1997年、カンボジア/ 第4章 「正義」がもたらしたカオス―2007年、アフガニスタン駐留アメリカ軍/ 第5章 死の谷―2008年、世界で最も危険な国境地帯/ 第6章 2つのカメラ―スチールとムービー/ 第7章 海賊、そして革命―2011年、インド洋・リビア/ 第8章 写真で世界は変わるのか―2011年、アフガン人写真家の栄光と苦悩/ 第9章 戦いは終らない―2012年、ベトナムより長い戦争/ 第10章 流浪の聖戦戦士たち―2013年、シリア・イスラム国/ 第11章 カンダハール―アフガニスタン国軍は戦えるのか

【著者紹介】
横田徹 : 1971年茨城県生まれ。97年のカンボジア内戦をきっかけにフリーランスの報道カメラマンとして活動を始める。インドネシア動乱、東ティモール独立紛争、コソボ紛争など世界各地の紛争地を取材。9.11同時多発テロの直前、アフガニスタンでタリバンに従軍取材し、2007年から14年まで、タリバンと戦うアメリカ軍に継続的に従軍取材を行う。13年には、ISISの拠点ラッカを取材。10年には中曽根康弘賞・奨励賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • DEE さん

    日本はどうしてもアメリカの目を通して中東の情勢を見ることになる。 現実との乖離は絶対に報道されないし、国内の公式の報道機関は最前線にはジャーナリストを派遣していない。 誰が一番の悪者なのか。 考えさせられる。

  • スー さん

    爆発音がしたらカメラを持って飛び込んでいき、自身の危険そっちのけで真実を写す大変な職業です。アフガニスタンに何度も取材に行くが、その度に変化していく。タリバンの取材では若くて理想に燃える知的な兵士達に驚き、アメリカ兵は若くて普通の青年、ISISの取材でも普通の好青年に驚く。やはり兵士達と寝食を共にして近づかなければ素の姿は見れない。ほとんどの人達がいい人なのに殺しあってるのが信じられないくらいだ。無事に帰って来てこういう本を書いて欲しいです。

  • トッシー7 さん

    何が悪くて何が良いのか簡単には決めることができない。 目を覆いたくなるような出来事があって、実はその犠牲の上に自分の生活があったりしているのではないか。

  • チェアー さん

    何のために戦場に行くのか。そこに戦場があるから。高邁なジャーナリズム精神というよりも、戦場があり、そこに生と死がころがっているから。そう、そもそもジャーナリズムとはかわら版以来、そういうものなのだ。「何が起こってるの?」「どうしたの?」。知らないことを知りたいというただそれだけのために、多大の労力を払い、時には生命をかける。「中毒」となった人は、あとで振り返ると「危なかったなあ」と思っても、事態に直面しているときはアドレナリン全開で危険を感じない。それがジャーナリストなのかも、と思う。

  • 犬養三千代 さん

    2015年10月30日  副題「撮りに行かずにいられない」横田徹 文藝春秋 横田さんの生い立ちから2015年に至るまでの戦場記録。学歴がない、ということより「行きたい」という意思が優ったということ。 そして、FNSのカン·キョンランさんとの出会いが大きく飛躍させた。中田考さんと行ったISISで出会った兵士たちはいまは、どうしているだろう? もう一度、取材して欲しい。

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横田徹

1971年茨城県生まれ。97年のカンボジア内戦をきっかけにフリーランスの報道カメラマンとして活動を始める。インドネシア動乱、東ティモール独立紛争、コソボ紛争など世界各地の紛争地を取材。9.11同時多発テロの直前、アフガニスタンでタリバンに従軍取材し、2007年から14年まで、タリバンと戦うアメリカ軍

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