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ISBN 10 : 4800912385
Content Description
禅のトレーニングが運命を変える。本当の自分を自分の外に求めても見つからない。真の自己は、どこにあるのか―。九〇〇年以上読み継がれる禅の教え「十牛図」を臨済宗円覚寺派管長がやさしく紐解く。
目次 : 第1講 十牛図とは何か(フランスで日本文化として認められた坐禅/ 街を歩いて気がついた日本とフランスとの違い ほか)/ 第2講 本来の心はどこにあるのか(「尋牛」―本当の自分を探すための旅に出る/ 六根が刺激されて自分を見失うところから迷いが生まれる ほか)/ 第3講 自分本来の心を取り戻す(洞窟に閉じ込められた少年たちはなぜ冷静でいられたのか/ 「どういう思いで行動したのか」が最重要視される仏教の教え ほか)/ 第4講 一円相の世界に到る(空の世界と感恩の精神/ 「山芋変じて鰻となる」という諺が教えていること ほか)/ 第5講 無功用行の世界に生きる(宗教、宗派を超えて行われた東日本大震災の合同慰霊祭/ 違いはあっても一つに通じ合うのが「色即是空」の世界 ほか)
【著者紹介】
横田南嶺 : 昭和39年和歌山県生まれ。62年筑波大学卒業。在学中に出家得度し、卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行。平成3年円覚寺僧堂で修行、足立大進管長に師事。11年、34歳の若さで円覚寺僧堂師家(修行僧を指導する力量を具えた禅匠)に就任。22年より臨済宗円覚寺派管長。29年12月花園大学総長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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