八つ墓村 角川文庫 改版

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041304013
ISBN 10 : 4041304016
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
15cm,494p

総合評価

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個人的には金田一耕助シリーズの最高傑作と...

投稿日:2021/04/21 (水)

個人的には金田一耕助シリーズの最高傑作と思っています。「病院坂の首縊りの家」や「悪霊島」と並ぶ長編推理小説ですが、その長さを感じる事なく一気に読破しました。舞台は横溝正史氏得意中の得意の鍾乳洞で、結局の犯行動機もこれまた得意の遺産相続なのですが、過去の出来事から現在に至る一連の流れをユニークな登場人物構成によって見事に表現し、魅力的な作品に仕上げています。主人公の寺田辰弥と姉(実際には血のつながりは無い)の田治見春代の鍾乳洞での最期の遣り取りは感動ものです。横溝ワールド必読作品です。

磐央 さん | 福島県 | 不明

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横溝正史の“岡山舞台モノ”は、どれも映像...

投稿日:2021/04/15 (木)

横溝正史の“岡山舞台モノ”は、どれも映像化向きの作品が多いですね。今回も迷路のような鍾乳洞って想像しただけでも怖いです。昭和のこうした家にまつわる因習のような話は日本っぽくて好きだなあ。それにしても横溝センセイさすがです。おススメです。

kotobuki さん | 広島県 | 不明

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ぞくぞくしながら一気に読みました。陰鬱な...

投稿日:2012/02/08 (水)

ぞくぞくしながら一気に読みました。陰鬱な村の雰囲気の描写、次々起こる事件を予感させるような書きぶりがたまりません。その中で金田一のキャラクターが暗さだけにならないように巧くいきていると思います。 しばらく金田一シリーズを読んでいこうと思います。さすがに古い作品なので、自分の世代ではしっくりこない表現や価値観もあるのですが、それでもおもしろいですよ。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる さん

    すでに内容を知っていても読ませてくれる。金田一や磯川警部の活躍よりも、ミステリとしての謎解きと小説のおもしろさでぐいぐい引き込んでくれる。作中の現在は発表と同時期の1950年。当時の世相や人々の思考、生活のディテールなどの空気感も、今はないもうひとつの日本のような感覚で読んだ。パズルでも社会派でもない、「推理小説」の典型と言えるかもしれない。ドラマやコミックでは描ききれない部分・人物こそ、原作の楽しさである。日記や調剤について述べた部分には、作者・横溝の人生経験がしっかり生かされていて、さすがだと思う。

  • 夜間飛行 さん

    落ち武者殺害の罪悪感と、32人殺しの要蔵に対する恐怖とが結びつき、村人の辰弥への憎しみが醸成される。この空気そのものが恐ろしい。味方になってくれそうな美也子、春代、典子をどこまで信用してよいか、誰を信じるべきか…。犬神家の婿選びもそうだが、横溝は「選択」でスリルを盛りあげるのが巧い。村に二人ずついる博労・分限者・坊主・尼・医者・後家のうち殺されるのはどちらかという、犯人の側の選択もそうだ。鍾乳洞という迷路の奧に犯人がいる。闇の中で道を選び、信じる相手を選ぶ…という命賭けの選択ゲームは、読み応え十分だった。

  • nobby さん

    そのタイトルは知りながら映像・原作ともに未鑑賞。戦国時代に匿われた村で惨殺された落武者8人が呪い叫んだ八つ墓村の祟り。そしてまた大正の世に蘇る気が違った男による32人殺しの惨劇。冒頭からのこんな展開に引き込まれない訳がない!どんどん読み進めるに連れ驚くのは、これは推理小説というより上等の冒険サスペンスホラーであること。金田一も自ら語った通り、ほとんど役に立ってない(笑)案外淡々とした解決と思わせて、そのムラの閉鎖的な雰囲気に加え明らかになる真相は、幾つもの勘違いや思いやりに悲哀漂うも光射す終わりには満足。

  • 🐾Yoko Omoto🐾 さん

    再々読。いつ読んでも横溝作品の世界観とその面白さは本当に素晴らしい。私の中では、初読の時と変わらない高揚感を持って読むことができる数少ない作家である。何と言ってもこの卓越したリーダビリティは、まるで時代を感じさせることなく、名作として愛され続ける理由の1つだろう。その名称からして禍々しい「八つ墓村」。そこで起こった怪奇極まる連続殺人事件に大きく関わる事となった主人公が、後日談として手記を著したという形式で物語は展開する。勿論読者を引っ掛けるような叙述トリックなどは存在しない。正真正銘の『推理小説』である。

  • ちなぽむ@ゆるりと復活 さん

    【図書館本】読友さんレビューに惹かれ初横溝正史。 え!おもしろいー‼︎何、横溝正史の作品ってこんなにおもしろいの⁉︎と何度も叫びながら読みました。 まず導入部からして良い。戦国時代からの忌まわしい言い伝えが残る周囲から隔絶された八つ墓村。住人は今も過去のおぞましい事件に囚われて生きている。そこで起きる夥しい数の殺人。 人々の悪意やおどろおどろしい雰囲気が充満しているがどこか冒険譚のようにわくわくしながら、最後は少し切ない気持ちであっという間に読了。 文体や小説自体の構成も美しく、素晴らしかったです。

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と

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