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銅版画家長谷川潔作品のひみつ

Yokohama Art Museum

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784947666390
ISBN 10 : 4947666390
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

横浜美術館の長谷川潔コレクションを、初めてまとまったかたちで紹介。豊富な作品と資料を版画家が生涯をかけて取り組んだテーマに沿って掲載、制作のプロセスやモチーフの変化を浮き彫りにし、作品の秘密に迫る。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koke

    展覧会図録だがかなり網羅的でcat.no.258まである。渡仏前の表現主義的な木版画や、日夏耿之介・堀口大學の詩集の仕事ははじめて見た。そして何よりメゾチントの黒と、エングレーヴィング・ドライポイントの白。いつまででも見ていられる。

  • ハチアカデミー

    B 大正〜昭和期に国内外で活躍した版画家の作品集。まったく未知の方であったが、横浜美術館にて一目惚れ。堀口大学、日夏耿之介らの挿絵・装丁を手がけたことも納得の、独特の世界観がある。本書の装丁にもあしらわれている、どこかサイズが奇妙な植物画、静謐な黒の中にオブジェクトがぽつんと置かれるマニエール・ノワール作品共に良し。書籍だけでは物足りないので、また長谷川潔展を是非是非開催して欲しい。もしくは、版画を買うか!? 戦前の雑誌に使用された版画・絵画の歴史を知れば、まだまだ良い作家も出てきそうだな。

  • warimachi

    初期はたとえば堀口の表紙のものなど、ほんのりルドンの影響を受けていたりするんだろうなあなどということに今回初めて気付いたものの、やはりこの人の画にはこの世界のどの時代にも属さないような独特さがある。

  • winelife117

    この本には、生い立ち・技法が書かれているのが楽しい。 長谷川は、20歳のころ、黒田清輝に素描を習い、岡田三郎助と藤島武二から油絵を学び、バナード・リーチから銅版画技法を教えてもらったという。 渡仏前の作品は、荒削りな黒色木版画。1925年から長谷川の技法は、マニエール・ノワールとドライポイントという対照的な技法を極めていった。驚いたのは、マニエール・ノワールの風景画の作品数は多くなく、年に4,5点しか制作していない寡作ぶりです。 版画技法では、 1.刷り師に任せていたが、時には自分で17世紀型木製銅

  • fuchsia

    その前半生は絵に描いたような裕福なアッパーミドルの華麗な遍歴(健康とか受験とか苦労はそれなりにあったようですが)が繰り広げられており、こういう下地だったから執拗な技法探求とか内省的なテーマを選択したのかなどと妄想。

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