Product Details
ISBN 10 : 4905447046
Content Description
模範となるような家庭で両親が就寝中の長男を刺殺するという凄惨な事件が発生した。見えてきたのは、ごく普通の家族に潜んでいた夫婦と親子の「異常性」だった。理想的に見えた家庭に巣食っていた「偽り」という病。1993年度「日本新聞協会賞」受賞。
目次 : 第1章 自立できない長男(夫婦円満な家庭の裏で/ 進学校入学で挫折体験 ほか)/ 第2章 貧しさのなかで(米屋統廃合で失業した父/ 野菜行商の母の手伝いを ほか)/ 第3章 自立への途上で(法廷とは別人のような長男像/ 抜群だった音楽センス ほか)/ 第4章 家族病理という視点から(「役割ロボット」の悲劇/ 健全な家族に潜む異常性 ほか)/ 第5章 ある夫婦の軌跡(中三の夏に突然の変化/ 金づちで弁当箱に穴 ほか)
【著者紹介】
横川和夫 : 1937年、小樽市生まれ。60年、共同通信社入社。72年に文部省(現文科省)を担当して学校教育のあり方に疑問を感じ、教育問題、学校や家庭から疎外された少年少女、さらには家族の問題を中心に、日本社会の矛盾が表出する現場を一貫して追い続けてきた。論説兼編集委員を経て現在はフリー・ジャーナリスト。『仮面の家 先生夫婦はなぜ息子を殺したのか』(共同通信社刊)では93年度日本新聞協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かめぴ
読了日:2014/03/22
Aoi\(*ˊᗜˋ*)/
読了日:2021/05/19
tu-ta
読了日:2020/08/29
ポポ
読了日:2019/02/06
みひみひ
読了日:2013/06/09
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