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社会保障の政策転換 再分配政策の政治経済学5

権丈善一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766415964
ISBN 10 : 4766415965
Format
Books
Release Date
March/2009
Japan

Content Description

社会保障国民会議で委員を務めた著者が、年金、医療、介護など、間違いだらけの社会保障の現実を明かし、ますます混迷を深める日本社会に「積極的社会保障政策」という内需主導型の新たな経済成長論を展開する。

【著者紹介】
権丈善一 : 慶應義塾大学商学部教授。博士(商学)。1962年福岡県生まれ。1985年慶應義塾大学商学部卒業、1990年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。嘉悦女子短期大学専任講師、慶應義塾大学商学部助手、同助教授を経て、2002年より現職。2008年社会保障国民会議委員、2009年現在、社会保障審議会年金部会、高齢者医療制度に関する検討会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Francis

    民主党政権獲得の前年の2008年の社会保障国民会議での発言を中心に著者の公式サイトに掲載された文章をまとめたもの。権丈先生の中福祉・中負担の実現に向けた情熱が良く分かる。この本を読んで当時の私がいかに無知だったか恥ずかしくなると同時にそのことに気づかせてくれた権丈先生に感謝したい。残念ながら社会保障と負担のあり方についての議論は10年たった今もそんなに変わっていないようだが、安倍総理もついに2019年の消費税増税実施を本日決断したから少しは変わるかな。ちなみに立憲民主党代表は今も昔も変わらないらしい。

  • カワウソさん

    2008年、その年私は中学2年生であった。世間では「リーマンショック」が起こったことで騒がれていた時期だった。中坊の私には何が何だかわからなかったことしか覚えていない。本書もそんな時期のものであるが、10年ほど経った今も全く言うことが変わっていないのが実に興味深い。「負担増のビジョンを示さない政党には拒否権を」「社会保障問題は財源問題」「日本は小さすぎる福祉国家」この言葉たちは今なお筆者の著書に登場する。こうした年月を経てもブレない主張の裏には「正しさ」がこもっている。そんな筆者の口癖は「古典を読め」だ。

  • 脳疣沼

    最近も保育所の不足が騒がれたりしているが、それでも増税の声は聞かれない。日本に殺意を抱く前にそれ相応の負担をしているかを考えなきゃならない段階にきているようだ。本書はブログ記事に手を加えたものなので、(年金の1号、2号ってなにそれ?レベルの知識では読めないが)とても読みやすい。

  • sinpost2

    社会保障について「足りないのは財源」と書いてあるが、それにもう一つ加えるモノとして国民の知識および知識欲があると思う。いい勉強になった。

  • のら

    2008年に行われた「社会保障国民会議」での議論、特に年金を中心にまとめた本。制度論が中心なので、初級者(初心者ではない)から中級者にステップアップしたい人向け。文章は柔らかく、意外と(?)読みやすいです。 「年金の納付率は60%前後かぁ・・・。じゃあ国民の40%も納付してないんだ・・・。じゃあ、年金って破綻しているんじゃない?」という方は是非一読を。

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