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終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ ポプラ文庫ピュアフル

標野凪

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591166727
ISBN 10 : 4591166724
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある「文月」は、“本が読めて手紙が書ける店”。三日月から満月の夜の間だけ営業している、いっぷう変わったお店だ。今日も、仕事に、恋愛に、人間関係にちょっと疲れたり悩んだりするお客さんが、看板の文字―終電前のちょいごはん どうぞ―に導かれてやってくる。店主の文がつくる季節折々の料理に心癒される、美味しい物語。巻末にレシピ付き。

【著者紹介】
標野凪 : 静岡県浜松市出身。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は東京都内にて小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。2018年「第1回おいしい文学賞」で最終候補となった短編を含む『終電前のちょいごはん―薬院文月のみかづきレシピ』にて、2019年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 野のこ

    ひとつひとつがちょいお話なのであっさりしがちだけど、それぞれの過ごした文月の時間に癒された。そして前向きな気持ちになれる。ただ年下カレはモヤモヤした。彼女は家政婦じゃないっつーの!奈津さんそれでいいのか!?あやさんは今巻も雰囲気は癒されるけど心の奥はミステリアス。札幌での過ごし方も気になります。ラベンダーのお酒を飲みながらまったりしたいなぁ。装丁の光のきらめきが美しく好みです。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    シリーズ第2巻。前巻と変わらずほっこりさせてもらい、大満足♪好き嫌いの多い私でも、こつまみはとても魅力的。たまにはお酒を飲みながら、のんびりとひとり時間を過ごしてみたいな。

  • よっち

    福岡薬院裏通り三日月から満月の夜の間だけ営業している「文月」。三日月から満月の夜の間だけ営業している、店主の文がつくる季節折々のこつまみに心癒される第二弾。成果の出ない研究者、年上のお姉さんを演じてしまう彼女、先輩に気付かれない想い、保健室登校の少女の想い、夫婦にとって大切なこと、キャリア中心に生きてきた女性の複雑な想いなど、どこかしっくりこない状況を抱えているお客さんたちが、訪れた「文月」で文さんや他のお客さんとの時間を通じて大切なことを思い出してゆく、今回もそんなやりとりがとても印象に残る物語でした。

  • はな

    今回もおいしそうなこつまみにおなかが減ります。知らない人だったのに文月で出会って常連同士が仲良くなっていく。理想だなぁと思いながら読みました。いまゆるっと通っているコーヒー屋さんがちょっとずつ常連同士で話をし始めたよねと言う感じだから、文月のような場所は意外と身近にもあるのかも。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B。Web図書館、電子書籍。前作同様、福岡市営地下鉄七隈線の薬院大通駅近くのビルの2階で三日月から満月の間だけ営業しているご飯屋さん。店主の文(あや)の作る小盛だが、季節感のある色鮮やかな「こつまみ」ととっておきのお酒が美味しそうだ。今回の7話も「こつまみ」的な短い話だが、働く女性に対する管理職の人たちの無理解を指摘していて、悩んでいる人は共感もてそう。さらに今回は保健室登校の女子高生まで登場。巻末の「みかづきレシピ」帳、ルバーブ(ジャム)が好きなので、生ルバーブでソーダ作ってみたい

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