バッハカンタ-タ研究

目次 : ■第1章　　バッハ・カンタータの根源と変遷 / 1．　バッハ・カンタータの本質 / 2．　バッハ・カンタータの根源 / 3．　バッハ・カンタータの変遷 / ■第2章　　カンタータ創作の背景 / 1．　＜整った教会音楽＞とは何か / 2．　バッハの理想と現実 / 3．　ケーテンの宗教摩擦 / ■第3章　　カンタータ研究の諸問題 / 1．　バッハ研究史とカンタータ / 2．　初期カンタータと様式研究 / 3．　ヴァイマル・カンタータの特質 / 4．　カンタータと真贋 / 5．　≪神のなしたもうことに理あり≫（BWV100）の資料批判的考察 / −『新バッハ全集』の校訂作業から / ■第4章　　パロディーの諸相 / 1．　クリスマス・オラトリオ / 2．　パロディーの方法論 / 3．　パロディーの＜聖と俗＞ / ■第5章　　受難曲とミサ曲 / 1．　≪ヨハネ受難曲≫の歴史 / 2．　≪マタイ受難曲≫の成立をめぐって / 3．　≪ロ短調ミサ曲≫の成立をめぐって / ■第6章　　詩と音楽 / 1．　バッハ・カンタータの詩と音楽 / 2．　シェーリングの音楽象徴論 / ■第7章　　バッハと通奏低音 / 1．　通奏低音をめぐって / 2．　オルガンなしのアリア / 3．　バッハとヴィオラ・ダ・ガンバ / ■第8章　　バッハ・カンタータと19世紀 / 1．　アクトゥス・トラギクス　−その伝承と受容− / 2．　ブラームスと19世紀のバッハ研究 / ［著者］樋口隆一