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六訂 憲法入門

樋口陽一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326451098
ISBN 10 : 4326451092
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

40年前、「立憲主義」の語を処女作(小社刊)の書名に選んだ著者が、安保法制・改憲論議を見すえての加筆・改訂。日本国憲法を、人類社会の大きな流れのタテ糸(歴史)とヨコ糸(比較)の交差のなかに位置づける。憲法のあるべき姿と本質を示す決定版入門書。

目次 : 憲法から見た「東西」と「南北」―「四つの’89年」とその後/ 日本の近代にとって「憲法」とは―「和魂洋才」と「西洋かぶれ」の間/ なぜ「国民主権」なのか―日本国憲法の生まれに即して/ なぜ「平和のうちに生存する権利」なのか―国際化時代の「国家」とは/ なぜ「人権」なのか―「個人の尊厳」の重み/ 政治的権力からの人権と社会的権力からの人権―国家の役割はどこまで?/ 思想・信仰と教育―自分が自分でなくならないために/ 表現の自由―なぜ「優越的」か/ 経済的自由と社会権―「自由」と「公正」の間で/ 選挙権と代表―選ぶものと選ばれたものの関係/ 中央の政治と地方の政治―政党のはたらきと住民自治の役割/ 公正な裁判と裁判の独立―「人権のとりで」としての期待/ 違憲審査の積極主義と消極主義―「憲法の番人」ということの意味/ 憲法改正と憲法擁護義務―「憲法をまもる」とはどんなことか

【著者紹介】
樋口陽一 : 東北大学教授、パリ大学客員教授、東京大学教授などを経て、現在、日本学士院会員。憲法学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Haruka Fukuhara

    法学教室か何かの企画で紹介されていた本。非常に示唆に富みかつ読みやすい良書。ただしあくまで入門書であり、樋口先生の視点をもとに実際の憲法学の世界を知るには巻末の参考文献を頼りに色々と渉猟する必要がありそう。

  • 教養のない大学生@

    内容が難しく読み終えるのにかなりの時間を要した。戦後に提示された新憲法草案の一つである最高司令部案が「天皇を政治の圏外におく=天皇象徴性であり国民主権である」や「戦争放棄」ついて明記されていた。そして、これらの草案に対して国民からの支持が高い事は驚きだった。 また二重の基準を持つなどといったら、日本国憲法の抜け穴などについて語られる部分に関しても興味深く、全体としての内容は難しかったが、所々興味をそそられる部分もあった。

  • まさにい

    近代憲法は、個人の尊厳を中心に形作られている。個人が中心になると、個人VS国家ということになり、これは結構個人にとっては辛い対立構造になる。ここで言う個人は人格の自律した合理性を持ち合わせた個人を想定しているので、国民個々が自律した存在でないといけない。アジアにそういう国民を持った国があるだろうか。欧米で形作られた憲法をこなすことができるのは奇跡的にアジアでは日本だけなのかもしれない。そんな感想をこの本を読んで持った。内容は良いです。新たな発見もあった。樋口さんの本は深いですね。

  • yo_kenp

    解放された個人は、あくまで「自分のことは自分で決める」覚悟をしなければならないが、「それでもそれを決めてはいけない」ことがらがあるはずである。

  • ケルトリ

    憲法についての知識がないために読もうとしたが……なんだか理解できない内容が多くて頭に入ってこなかった……あと2、3冊別の本を読んでみることにする。

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