Books

名作 出だしの一文(仮)知っておきたい日本語の名文、名調子

Yuichi Higuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784537259469
ISBN 10 : 4537259469
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan

Content Description

誰もが知る日本の名作46作品の冒頭部分の名調子、名文を味わい、「上手い文章」を書くためのノウハウを指南。

目次 : 第1章 日本人なら暗唱したい冒頭の一文(テンポのよさが際立った記憶に残る冒頭の一文―『草枕』夏目漱石/ 文豪が練りに練ったであろう冒頭の一文―『羅生門』芥川龍之介 ほか)/ 第2章 私たちの心に響く冒頭の一文(太宰の真骨頂、自虐に満ちた冒頭の一文―『人間失格』太宰治/ 名作のベタすぎるほどベタな冒頭の一文―『蟹工船』小林多喜二 ほか)/ 第3章 作家たちの真意が隠された冒頭の一文(日本人なら誰でも暗唱できる冒頭の一文―『吾輩は猫である』夏目漱石/ エンタテインメントとして計算し尽された冒頭の一文―『恩讐の彼方に』菊池寛 ほか)/ 第4章 あの名作の実は意外な冒頭の一文(語尾へのこだわりが垣間見える冒頭の一文―『暗夜行路』志賀直哉/ 作者の真意が隠された平凡すぎる冒頭の一文―『友情』武者小路実篤 ほか)/ 番外編 時代を超えて親しまれる古典の冒頭文

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • y1

    楽しい!これもっと広まるべきだと思います。昔読んだこんな本あんな本の出だしから、作者がどんな意図でこの作品を書いているのか、読者はどこに注目して読んでいけば良いのか、細かく解説してくれます。五月女ケイ子さんのイラストがもっとたくさんあったら良かったな。

  • 及川まゆみ

    タイトルの通り、出だしの文章と、解説とあらすじ。なかなか面白いです。やっぱり、最初の文章で読みたいかどうかって決まるよな〜って、改めて思います。これを読んで、本編を読み直したり、新たに読んだりしようと思いました。

  • あさみ

    名作の入門書としては、手軽で読みやすくてお勧めです。名作には名作たる理由がある。つかみは大事です。ただ思ったのは、出だしのパターンは数限りなくあり、やっぱり名作家が書くから良いのであって、まねしようと思ってもなかなかできるものではないと思いますね、ホントに。

  • ざわざわ文庫

    古典の冒頭文てなぜか必ず暗記させられるから馴染みがあるし大人になってその良さがやっとよくわかる。この本を読めば日本の名作全部読んだ気になれるしおいしいところしか載ってないのでお得。日本文学をこれから知りたい人にはかなりの良い教材である。こんなにも良書なのにうちの職場では誰も借りてがなくて嘆いている。ああ私は買ったよ。

  • to46

    明治から昭和の文豪たちの名作。その冒頭の一文を抜粋。文学的意味を読み解いていく文章考察の本。また粗筋、作者の経歴なども記載されており、「この作品、タイトルは知ってるがこういう内容だったのか」と学ぶこともできる。しかし、この時代の作品はネガティブな内容が多いな、と感じた。純粋に作品に初めて触れてみたい人には向かないかも。それでも、この表現にはこういう意図がある、出だしにこんな意味合いを持って来ることが後でこういう効果を生む、全体を先に暗示している、などの出だしの一文の考え方を学ぶ本としては大変有意義でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items