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凡夫 寺島知裕 「bubka」を創った男

Takehiro Higuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909979803
ISBN 10 : 4909979808
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

関係者取材40人以上、延べ100時間以上のインタビューを経てたどり着いたモンスターの真実。「モラハラの権化」「サディストの化身」「セクハラ鬼畜」。「強欲の炎」そのものだった男はコアマガジンで英華を極めたが、遂には自らの炎に燃やし尽くされ、ひっそりと孤独死を迎えた。彼の人生はいったい何だったのか。魑魅魍魎の人間ドラマ。

目次 : 第一章 高田馬場のビニ本屋/ 第二章 「うちの妻を輪姦して下さい」/ 第三章 『BUBKA』創刊/ 第四章 トップ・オブ・ザ・ワールド/ 第五章 長い発狂/ 第六章 宴のあと/ 第七章 聖地巡礼

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    樋口 毅宏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「BUBKA」や白夜書房は知っていましたが、寺島 知裕という編集者を本書で初めて知りました。発達障害で人格破綻者、背の低さに極端にコンプレックスを持っている人間(ex.ヒトラー)は、凄まじい能力を発揮するのかも知れません(笑) https://seidansha-publico.themedia.jp/posts/56631598 【読メエロ部】

  • ばんだねいっぺい

    もっと下衆な挿話があったんじゃないか。対象への憎悪やコンプライアンスが紙幅を減らした気がならない。愛読誌の裏側では、刑事事件があり、馘首あり、現在の水曜日の先駆的な試みがあった。あの頃の雑誌には、立ち読みさせたり、購読させたりするパワーたしかにがあった。

  • ツバメマン★こち亀読破中

    90年代〜「BUBUKA」は今(アイドル誌?)と違い、ハードなヤバいエロ雑誌だった。その創刊編集長の突出した人物像と、雑誌の内容同様の鬼畜なエピソードを描いたノンフィクション。エロ本界の一大勢力だった白夜書房・コアマガジングループについては、当時少し聞いたこともあったけどこれ程とは⋯。「近頃はこういう豪快な編集者が減ったな!」とか「昔は今と違って、働き方が自由で良かった!」などという範疇ははるかに超えているかなぁ。良くも悪くも「雑誌に勢いがあった頃」ならではの話でしょうか?

  • makimakimasa

    友人の友人が飲みの席で面白いからと譲ってくれた本。『BUBKA』は確か高校時代の男子寮で見た事あるが最低の下衆雑誌。まさか『タモリ論』の著者がその編集者だったとは。女優の盗撮ヌード載せて裁判で負けて1千万払っても儲けは5千万とかほんと最悪。「商品の発送をもって発表に代えさせて頂く」読者アンケートのプレゼントも受け取った人はいないと。皇居のお堀の鯉のあら煮とかまだ笑えるけど、ペコちゃん盗むのは良くない。校閲部は存在せず回し読みで済ませるとは…。今は死んだ、当時の熱気ある雑誌文化の裏側が興味深かった。

  • 益虫

    かつてのエロ本業界の破茶滅茶ぶりが痛快。とはいえ、寺島氏が突出していた訳でもないし、寺島氏を中心にストーリーを描いているわけでもない。エピソードの羅列に終始し、個々のエピソードを掘り下げて書かないのが残念。というか、ひとつひとつのエピソードで、それぞれ本1冊書けるくらい濃厚ですね。

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