自然への想いを繋ぐ皿 「海の幸フランス料理」の伝統と未来

志摩観光ホテルの美味の伝統を、今に。海と大地の恵みを「伊勢志摩ガストロノミー」に。自然と人、継承と創造を、ひと皿に繋ぐ。ローカルガストロノミーの先駆、志摩観光ホテルの現総料理長が贈る料理７９品。

目次 : １　海のリズムにゆだねる（春ぶりと春きゃべつ、ヴァンブランソース/ 春ぶりのロースト、いちごのリゾット添え　ほか）/ ２　伊勢海老（伊勢海老アメリカンソース/ 伊勢海老テールシェフ　ほか）/ ３　鮑（鮑ステーキ、ブールノワゼット/ 鮑の塩釜、海藻風味のブールブランソース　ほか）/ ４　大地の声を聴く（鹿ロース肉のマリネ/ 鹿肉のロースト、せとかのコンフィチュール添え　ほか）/ ５　伝統を未来に（舌びらめのボンファム/ ビーフコンソメ　ほか）

【著者紹介】
樋口宏江 : 三重県四日市市出身。辻調理師専門学校卒業後、１９９１年に志摩観光ホテル入社。２００８年、ホテル内に新設されたフランス料理店「ラ・メール」のシェフとなる。２０１４年に総料理長（第七代）就任。２０１６年には、「Ｇ７伊勢志摩サミット」でワーキングディナーを担当。２０２３年にフランス政府より「フランス農事功労章　シュヴァリエ」を授与される。２０１７年、「農林水産省料理人顕彰制度　料理マスターズ」においてブロンズ賞、２０２４年にはシルバー賞を受賞、同年、文化庁長官表彰受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）