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日本国債が暴落する日は来るのか? 低成長時代の国家戦略

榊原英資

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828419206
ISBN 10 : 4828419209
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

成長戦略、構造改革はもういらない!!財政赤字、人口減、高齢化による財政支出の増加、生産力の低下、消費力の低下、格差拡大…国債を知れば、日本の今がわかる。

目次 : 第1章 国債を知れば、経済の「いま」がわかる―国債を知るために必要な基礎知識(「国債」とは、なんだろう?―国の「借金」/ 「国債」とは、なんだろう?―持っている側の「資産」 ほか)/ 第2章 日本国債、なぜこうなった?―初の国債発行から「異次元の金融緩和」まで(日本国債の歴史を振りかえる/ 関東大震災で出した復興国債で、日露戦争の軍事公債を償還 ほか)/ 第3章 日本国債、これからどうなる?―アベノミクスの先に待つ、越えられない「壁」(「世界最悪」の先に限界は?危機的な事態は起こりうるのか?/ 「借金そのもの」が悪いわけではない。「必要悪」は言いすぎ ほか)/ 第4章 米国債・欧州債と世界経済のいま―アメリカの復活と中国のこれから(「米国債」とは、なんだろう/ 海外では、中国と日本が突出して米国債を持っている ほか)/ 第5章 低成長時代を、日本はどう生きるべきか?―成長戦略、構造改革はもういらない(日本経済の“巡航速度”は、実質GDP成長率1%/ ヨーロッパ型の福祉社会を目指し、国の大戦略を立てる ほか)

【著者紹介】
榊原英資 : 1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長を歴任。97〜99年、大蔵省財務官を務め、「ミスター円」の異名をとる。慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学特別招聘教授、財団法人インド経済研究所理事長。2004年より高校生向けの合宿研修会「日本の次世代リーダー養成塾」を定期的に開き、日本の将来を担う人材の育成にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mazda

    某ジャーナリストが、自身の看板番組で国(本当は政府ですが…)の借金が国民1人あたり何百万円とあおり倒していますが、それに比べるとまともな論調になっています。政府が国債を発行することに比例して国民資産も増えていて、政府債務1000兆円に対して1800兆円程度あるとされます。国債発行限界は、著者曰く資産残高を国債残高が超えない範囲とされていて未来永劫続かない、ということです。そうなったらどうするのという結論は、結局消費税増税だそうです。20%が最低ラインとか、やっぱり大蔵官僚はこうなるんですね。残念です。

  • のぼる

    「ミスター円」榊原英資氏の著書。少なくとも10年以内の国債暴落はない。消費税はいずれ20%にすることが必要。日本経済はこの先、0.5〜1.5%程度の成長で推移すると覚悟せよ。日本は「環境」「安全」「健康」で世界と勝負せよ。ざっとこんな事が書かれていた。これからの日本で生きていくには、何でもいいから、プロフェッショナルになれとのこと。がんばらなくっちゃ。

  • おおにし

    日本は十分豊かになった成熟社会なので、現状維持で成長は必要ないという結論ですか。そして生まれたときからバブル不況しか知らない若者たちに対しては、「今日よりよい明日はない」ので借金するな、そしてなんでもいいからプロフェッショナルになれですか…「ミスター円」と言われた人が、こんなアドバイスしかできないというのは情けない話。

  • ちゃーりー

    国債について書かれている、納得できるところ、頭を傾げるところがあるが、終章の日本の取るべき道には賛成です。

  • sugahata

    大蔵省国際金融局長にして「ミスター円」の異名を持つ金融のエキスパートが語る国債の真実。少子高齢化が原因で社会保障費が膨らむ中,膨大な借金を積み上げている日本,非正規雇用者が4割に達し格差が開いている日本に未来はあるのか?国債暴落というその日を避けるために収入(税収)を安定させ削るべきを削り,「健康・安全・環境」技術で世界に打って出る…,そんな大戦略が必要だ。

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