吉松隆の調性で読み解くクラシック 1冊でわかるポケット教養シリーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784636909302
ISBN 10 : 4636909305
フォーマット
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
吉松隆 ,  
追加情報
:
202p;15

内容詳細

「運命」はなぜハ短調で扉を叩くのか?クラシックの長調、短調にはワケがある。現役作曲家が解き明かす、ありそうでなかった「調性」本!!

目次 : 1 調性とは何か?―メロディからハーモニーへ/ 2 楽器からみた調性―得意な調と苦手な調/ 3 科学的にみた調性―自然倍音から音階、平均律へ/ 4 調性の歴史―聖歌から機能和声へ/ 5 調性に関するエトセトラ―東洋の調性から天体の音楽まで/ 6 それぞれの調性の特徴と名曲―長調、短調から微分音階まで

【著者紹介】
吉松隆 : 作曲家。1953年(昭和28年)東京生まれ。慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかはロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学ぶ。1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。評論・エッセイなどの執筆活動のほか、FM音楽番組の解説者やイラストレイターとしても活躍中。TV・映画音楽も多く手がけており、近年では2009年に映画『ヴィヨンの妻』(監督:根岸吉太郎)の音楽(第33回日本アカデミー賞優秀音楽賞)、2012年にNHK大河ドラマ『平清盛』の音楽を担当(第67回日本放送映画芸術大賞放送部門最優秀音楽賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
絶対音感を持たない一般人には、「調整で音...

投稿日:2021/06/20 (日)

絶対音感を持たない一般人には、「調整で音楽の特性、色合いが変わる」といわれてもにわかには信じられませんが、優れた作曲家あるいは演奏家にはそういう「色の違い」が見えていたのかなあ、と想像しながら読むと、少し音楽に向き合う姿勢が変わるかもしれません。 吹奏楽などで、原曲と異なる調に編曲されていると、何となく「違和感」を感じることもありますが、そういうものもあるのでしょうか(といっても半音高いとか低い程度では、そこまで違和感は感じませんが)。 聴き慣れて「イメージ」が出来上がっている曲が、同じイメージの他の曲と「調」が同じであることを知って、その調だからそのイメージなのか、そういうイメージなので作曲者がその調を選んだのか、いずれにしても「ニワトリか玉子か」というところはついに解決しないまま読み終わります。 自分の「耳」を豊かにするというよりは、「頭の中」の知識を整理する・豊富にするという意味で読んでみるとよいかもしれません。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

0
★
★
★
★
☆
調性については、その意味や理論をわかって...

投稿日:2018/01/24 (水)

調性については、その意味や理論をわかっていても、文字にできない感覚的なものまでを実感するには、絶対音感がないとわからないかもしれません。それでもこの本はユーモアを交え、感覚的な領域までわかりやすい文章で書かれていて、興味深く読めました。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 生ハム さん

    ハーモニーや音楽の三要素ならともかく、「調性」にフォーカスが当てられている本は珍しいな、と思い読んでみたら、これがまた、大変面白い。科学的な面だけでなく、その成り立ちや使われ方、楽器ごとの調性など話題は多岐にわたります。そうか弦楽器は♯得意で♭苦手なのか、そりゃあ管楽器と仲が悪いよな・・・などと膝を打ったり。西洋音楽が輸入される以前にも、当然日本にも音楽があり、音階があり、調性があったんだなと。でも、長調・短調にあたるものが陽・陰で表現されていたことに大変驚き。ここらへんの感覚は世界共通なのですね。

  • おっくー さん

    趣味関連本。普段はただ、聴くだけであったクラシック音楽。今回、読んだことによって、歴史、調性の切り口から科学的な考え方により、更にクラシック音楽という普遍かつ無限の可能性を秘めた音楽に魅せられた。聴くことはもちろん、弾くことも頑張りたい。また、知識も足らないことが今回わかった。この分野の本も読まなければならないと、実感した。

  • Y田 さん

    調は12ある。何で12なんだろ、とかCとC#の間のキーってないの?とか、Bとかマジで弾き辛いしもう全部Cでええやん笑、とか思った事がある。西洋で発達した調性というものを科学、歴史等ふまえて説明する。倍音という考えが元になっている事が分かりとても分かり易かった。◉特に印象に残った説明で。無調の音楽を「平等社会、12音主義人民共和国」と例えている。あの辺りって共産主義が流行った時代だと思う。無調のよく分からん感じ好きだけど、色々と繋がってる事を思い出して納得する。たまたま手に取った本だが、超(調)良かった。

  • やま さん

    どうして昔と今とではラの音が半音も違うのに同じハ長調と言うんだろうとか、調性によってくぐもるような音や爽やかな音になる気がするのはなぜだろうとか、中学校2年の時に持っていた疑問がそのまま書かれていたので、読み進めた。残念ながらそれらの疑問は正確な解がなかったけど、ピタゴラスが生まれてからハーモニーが生まれるまでの期間の長さとか、共鳴しないことが当たり前の日本の和声の話とかとても面白かった。

  • 日向夏 さん

    音楽を聴くうえで、その構造や背景を知ることができ、また違った視点を持てるのでたいへんおもしろい。実際に音を出しながら読んでみればなお理解がすすむと思うので、またじっくり理解しながら読んでみたい。作曲家はどの楽器を活かすか、どういう響きを求めるのかで、調性を選んでいくわけね。これからは調性も意識して聴いてみよう!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品