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まぼろしの薬売り

楠章子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251073037
ISBN 10 : 4251073037
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

薬売りの時雨と、おともの小雨。病いにむきあい、旅を続けていくふたり。けもののふるまいを見せはじめた娘の生い立ち。はやり病いで全滅した村で悪人がねらうもの。まぼろしの動物がもたらす奇跡…。そして明らかになる時雨の秘密とは?

【著者紹介】
楠章子 : 1974年、大阪府生まれ。第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年、『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー

トミイマサコ : 1980年生まれ。マンガ家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    この時代、薬の持つ意味は、今以上に大きなものがあったのだと思う。薬を貧しい人に届けるだけなく、そこには、生きるための希望をも届けることにもなる。全4話の構成が、いい感じにもなっていて、これから、この二人がどうなっていくのかが、読んでみたいと思う。今の時代、こんな薬売りがいてくれたら、それこそ「まぼろしの・・・」なんだろうなあ〜。こころを伝える薬売り。

  • 星野

    さらっと読了。なんだか最近薬続き。薬売りの短編連作集。全体的に薄めで、もっ、あともっちょい掘り下げたらいいのに!な印象。あと、個人的に薬売り(美人の方)の正体はわからないままの方が好みです。

  • バニラ風味

    美形の男と少年が連れだって歩いていく。彼らは、行く先々で行商する薬売り。不思議な病、伝染病、そして不治の病…。人々とふれあいながら、今日も薬を売り歩く。トミイマサコさんの絵が、イイ雰囲気を醸し出している。タイトルにもある「まぼろし」感がもう少しあっても良いかも、と思うが、一気にサラっと読めて、ほろっとする部分もしっかりある。続編が出るといいなぁ。

  • ガリレオ

    お母さんがすすめてくれたくれた本です(°▽°)皆、雨の名前だね。時雨や小雨や雷雨とか。優しいお話が多かった。「バカ吉の薬」が一番好きだった。本当にいろんな薬があるんだな。「柳行李」って何だろう?誰か教えて!!今は薬売りはいないのかな。

  • moon

    薬売りの時雨と小雨。優しい話だけど、悲しみややるせなさも感じる。いい話でした。男として生きる時雨。陰ながら見守るお師匠さん。まだまだ謎も多いし、続き出てほしいな。

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