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銀座『hanako』物語 バブルを駆けた雑誌の2000日

椎根和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784314011143
ISBN 10 : 4314011149
Format
Books
Release Date
March/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
椎根和 ,  

Content Description

「キャリアとケッコンだけじゃ、いや。」1988年6月創刊、対象読者は首都圏在住の27歳女性だった。世はバブル、欲ばりな女たちが、欲ばりな女たちのためにつくった雑誌はブランドブームに火をつけ、スイーツの爆発的な流行を生んだ。創刊からの5年半を、編集長がいきいきと物語る。

目次 : 1 『Hanako』前史(銀座のバーで飲みたい・裕次郎に会いたい/ ジョーヤの食べもの日記 ほか)/ 2 日本初の女性向けリージョナルマガジンいよいよ創刊!(ふたりの魔女/ 四者四様のマンガ連載とイラストレーター神話 ほか)/ 3 女たちのキャリアとケッコン(シャネル社の辣腕女性、華麗なる三段飛び/ プレス―美しき職能集団の誕生 ほか)/ 4 Hanako現象の表と裏(美食霊にとり憑かれ/ 第二回おぞま式大宴会と花魁ショー ほか)

【著者紹介】
椎根和 : 1942年福島県生まれ。早稲田大学第2商学部卒業後、『婦人生活』編集者に。その後、平凡出版(現マガジンハウス)で、『平凡パンチ』『アンアン』の編集に携わり、講談社開発室、『日刊ゲンダイ』を経て、以後、『POPEYE』チーフディレクター、『週刊平凡』編集長、『Olive』『Hanako』『Comicアレ!』『relax』『LIKE A POOL』などの創刊編集長を歴任。関わった雑誌は11誌に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    Hanakoが教文館で大々的に売られてた時にその前を通り過ぎた記憶が。あれは貴重な歴史のヒトコマだったのか!海外ブランドとの丁々発止のやり取り、それは勢いを感じさせるものだけどその動力源がバブルの経済力ならば同じものを手にする機会はもうないのかも。なんか明治の鹿鳴館みたいだね。フリーターの定義が「いつも外国に行ってる裕福で知的な女性」というのが象徴的か。その夢の残骸のせいで人生の迷子になっている人も少なからずなのだろう。

  • akinbo511

    雑誌Hanako創刊当時からの数年間の編集部物語。個性的な人がたくさんいて、超多忙で...と雑誌業界の驚きの一面をのぞいた気分。Hanakoは、そんなに読んでいたわけではないけれど、自分にとっては学生時代から社会人になる時期で、当時を振り返る本として読んでもおもしろい。ただ、著者が椎根さんなのに、椎根さんのことを第3者目線で描く文章であることが理解できず、入り込むのに時間がかかったのが残念。

  • nizimasu

    今では「HANOKO族」なんて言うと何のことですかという感じですが、それほど10代の時期に読んだハナコの全盛期は、まばゆいばかりだった。ケンドーンの表紙に地域のグルメ情報にブランド…。まさにバブルの時代に昭和元禄のごとく輝いていた雑誌の初代編集長がまとめた回顧録。当時の風俗を知る上でも、あの時代の伊吹を感じることもできる。また、編集部員のそれぞれのエピソードを読むと、まるで働きマンのような感じもありつつ、懐かしい回想記。今となっては93年に編集長を交代するとは時代に寄り添っていた人物の現場報告としても秀逸

  • ジュースの素

    編集長を務めた椎根氏が書く バブル期のこの雑誌。まぁ何というかバブルだったなぁと改めて思う。 イケイケどんどんで、初任給も破格。毎号毎号 奇抜とも言える企画を立て、海外取材もガンガン行って決行した勢いある時代が懐かしい。 ブランドもの、レストラン、旅行・・・。 あの時代だから出来たんだなぁ。あの時 名を馳せた女性ら 今はどうしてるんだろう。

  • ぷくこ

    『Hanako』創刊の1988年から1993年の間に編集長を務めた著者による回顧録。バブルどんぴしゃりの時代に、結果的にその狂乱を煽るような存在となった雑誌に関わる人々の話が、これまた強烈に個性的で面白い。もちろんバブル期という今では考えられない景気の良さゆえのエピソードばかりなのだが、前例のないことを次々とやってのけた姿は素直にすごいなと思う。特に編集部や外資系ブランドのプレスの女性たちのパワフルさは読んでいて痛快。

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