25%の人が政治を私物化する国 (詩想社新書)

植草一秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908170232
ISBN 10 : 4908170231
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;18

内容詳細

利権につながる25%の人に支配されたこの国の真実。政治家、官僚、財界人、学者、癒着企業・団体の関係者、平気で国を私物化する人々。誰もが笑顔で生きていける社会をつくる5つの改革を説く!!

目次 : プロローグ 国家的「改ざん」が横行するこの国の異様さ(統計数値の改ざんまでする三流以下の国/ 景気回復の「実感」ではなく、「事実」がないのだ ほか)/ 第1章 あなたもすでに騙されている(メディアによる情報操作の実態/ 1%による99%の支配を可能にする5つの道具)/ 第2章 「私物化された政治」を止める5つの改革(アベノミクスの正体/ 3つの政治哲学から、望ましい社会像を考える ほか)/ 第3章 日本を蝕む5つの深層構造(米国による支配という戦後日本の基本構造/ 利権集団に支配された日本の情報空間をいかに変えるか ほか)

【著者紹介】
植草一秀 : 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、オールジャパン平和と共生運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続している。経済金融情勢分析を継続するとともに、共生社会実現のための『ガーベラ革命』市民連帯運動、評論活動を展開。政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」で多数の読者を獲得している。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まゆまゆ さん

    選挙権を持つ人の約半数が投票に行かないために、18%の自民党支持者と7%の公明党支持者によって選ばれた政治家が国会議席の7割を占める現在の日本政治。今もマスコミで語られる政治の私物化はこうやって産み出されていることを指摘する。消費税導入前の予算を比較すると、消費税増税と引き換えに所得税と法人税が減収しているのがよく分かる。いくら正しい政策を語っても政治家が入れ替わらなければ日本は変わらない。未だに民主党政権の失敗が尾を引いているという感じがする。

  • Noribo さん

    自公政権の選挙での得票率は自民党18%、公明党7%の計25%だが、選挙制度で7割の議席を背景に政治を私物化している。特定秘密保護法を制定、集団的自衛権行使を容認、これに基づき平和安保法制と呼ばれる戦争遂行のための法制度を制定した。TPPに参加し、種子法廃止、漁業法改定、水道法改定を強行してきた。働き方改革という名の働かせ方改悪法制を強行し、外国人に国民がやりたがらない仕事を低賃金で押し付ける入管法改定も強行した。福島原発事故が収束しない中多くの国民の反対を無視して全国の原発を再稼働させるなどやりたい放題。

  • Jesus@メモ魔 さん

    私は今年の最低賃金は全都道府県で1円は必ず上げるべきであったと思います

  • オーダー66 さん

    データを多く示して評論するというより、運動論の立場に立って、日本をこうしていくべきということを書いた本。日本政治を刷新する五つの方策として、@最賃の底上げ、A税制の抜本的改革、B利権創出のための民営化禁止、C不公正なTPPプラス交渉をやめる、D利権政治温床の財政構造を変える、ということを言っている。日本を蝕む5つの深層構造ということについても述べられており、全編概ね同意の内容である。利権政治がはびこる日本社会に危機感を持たないといけないが、この日本を変革するには並大抵の努力では絶対に通じないとも思った。

  • ind さん

    安倍政権はマスメディアへの圧力コントロールが強く、情報操作が巧み。故に政権に都合の悪い情報が一般に伝わりにくい。政権は市民が政治に無関心なままでいて欲しい。 それが25%の人が政治を私物化できる条件でもある。 この現状を基に、現政権の政策批判とそれに対する提言をしている。著者の提言通りにうまくいくのかという疑問はあるが、現状を打破する提言であることは間違いない。 MMTについては『基本的に世の中うまい話は存在しないのだ』との見解。詳しい理論は理解できていないが、わたしも感覚的にMMTは怪しさを感じる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品