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諜報の現代史(仮)政治行動としての情報戦争

植田樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779121395
ISBN 10 : 4779121396
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
植田樹 ,  

Content Description

諜報は情報の戦争である。他国との常なる、見えざる戦いだ!
それ故に「諜報の戦いも他の手段を以ってする政治の継続」だ!

わが国を取り巻く国際環境は平和主義の理想郷には程遠い。
諸国家には厳然たる境界線があり、互いにその存亡を賭けて
安全保障と最大限の国益を確保するために水面下で熾烈に争っている。
国際政治の場での隠れた戦いは極めて深刻である。

本書は「政治行動としての情報戦争」という視点に立って、
個々の事件と国際政治や政治権力との関わりを中心にまとめ、
国策としての諜報や情報活動の複雑極まりない陰の世界に光をあてる。

植田 樹
1940 年東京生まれ。1964 年東京外大ロシア科卒業、
同年NHK放送記者、入局1974 ~79 年モスクワ特派員、
1992 ~2000 年解説委員、
その後、モスクワ会(在東京マスコミ各社ロシア専門記者会議)
代表幹事。日ロ交流協会 顧問、副会長など歴任。

【主な著訳書】
『ロシアを動かした秘密結社』 彩流社 2014 年
『キャラバン・サライのロシア』(上・下巻) 東洋書店 2008 年
『チェチェン大戦争の真実』 日新報道 2004 年
『コサックのロシア』 中央公論新社 2000 年
『最後のロシア皇帝』 ちくま書房(新書)1998 年
『カーター回顧録』(上・下巻)共訳 日本放送出版協会
『新・ロシア人』(上・下巻)共訳 日本放送出版協会

【著者紹介】
植田樹 : 1940年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア科卒業。元・NHKモスクワ特派員(旧ソ連・東欧)、ニューデリー特派員(南西アジア)、ワルシャワ移動特派員(ワレサの連帯運動)、テヘラン移動特派員(ホメイニ革命、イラン・イラク戦争)、解説委員。元・日ロ交流協会顧問、副会長。現在:外交評論家。くらしき作陽大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    各国情報機関が繰り広げてきた情報戦の生々しい歴史。主要な機関の役割を単純化すると、対外諜報を主な任務とする英MI6、米CIA、露SVR、防諜と国内治安を主任務とする英MI5、米FBI、露FSBとなる。ITが発達しても人間の職人技が鍵。本書にも興味深い人物が数人登場する。ロシアのエスエル党幹部で内通者、スパイ史の中でも最も特異な挑発者だったエヴノ・アゼフ。超能力の一種である遠隔透視に長けたと言われる霊能者の評判の高いアメリカの画家インゴ・スワン等。諜報の世界もなかなか奥深いものがあります(^_^;)。 

  • 読書実践家

    極秘情報を把握する力が情報機関には必要。国家転覆への企みは必ず隠密裏に行われるものだから。

  • チャゲシン

    戦を制するのは兵器ではなく情報てあるとは、孫子の昔からの常識。にも関わらず、日本人は情報戦の概念が無さ過ぎはしないか。兵器だけではなく技術や世論の操作、さらには政府中枢に入り込んでの政策誘導等、戦争を左右する戦いの現代史の展開にはひたすら驚愕するばかり。そして際限なく溢れだす現代の情報量の多さに、政府組織だけでは追い付かず民間委託が進み、だからwikiリーくスみたいなことが起きる。本書を読むと、最も信頼してた人がスパイかもしれぬ、こりゃウッカリと大事なことは口に出せないと思うであります

  • トニー

    面白かった 著者はロシア方面に詳しい外交評論家らしい。 内容はKGB、SVR、FSB、プーチンの策略について大幅にさかれている。 他は米、英、中国、北朝鮮などの諜報機関とその活動の紹介。 最後に各国のサイバーインテリジェンスの現状について書かれている。 アンナ・チャップマン事件とその後日談、海自のソ連に対する諜報活動や 軍オタと称してロシアの元国境警備隊に近づいたドイツ諜報機関の職員など 興味深いエピソードが紹介されている。 ただ、参考文献はきちんと明記してほしかった(一応書かれてはいるんですが)

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