基本情報
内容詳細
今や日本独自の紀年法となった元号。文豪鴎外が晩年に宮内省図書頭森林太郎として執念を燃やした本書(原題『元号考』)をひもとけば、元号の出典から改元理由、不採用の候補に至るまで一三〇〇年分の元号が一望できる。「明治」は室町時代、「平成」は江戸時代にすでに候補になっていたなど、元号の奥深さを存分に堪能できる一冊!
目次 : 大化―朱鳥(六四五‐六八六年)/ 大宝―延暦(七〇一‐八〇六年)/ 大同―昌泰(八〇六‐九〇一年)/ 延喜―長保(九〇一‐一〇〇四年)/ 寛弘―康和(一〇〇四‐一一〇四年)/ 長治―正治(一一〇四‐一二〇一年)/ 建仁―正安(一二〇一‐一三〇二年)/ 乾元―応永(一三〇二‐一四二八年)/ 正長―明応(一四二八‐一五〇一年)/ 文亀―慶長(一五〇一‐一六一五年)/ 元和―元禄(一六一五‐一七〇四年)/ 宝永―寛政(一七〇四‐一八〇一年)/ 享和―大正(一八〇一‐一九二六年)
【著者紹介】
森鴎外 : 1862‐1922年。小説家、評論家、翻訳家。本名は森林太郎。陸軍軍医として最高位を極める一方で、旺盛な文筆活動を展開し、晩年は歴史小説、さらに史伝に転じた。1917年から没するまで帝室博物館総長兼宮内省図書頭を務め、歴代天皇の諡号(おくりな)の出典を考証した『帝謚考』(1921年)を刊行。主な著作に『舞姫』(1890年)、『高瀬舟』(1916年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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くまくま さん
読了日:2019/06/29
phmchb さん
読了日:2019/07/08
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人物・団体紹介
森鴎外
本名森林太郎。1862(文久2年)に、石見国鹿足郡津和野で生まれる。本来は津和野藩亀井家の14代典医となるはずだが、時代が明治となって、典医だった森家は没落。大学卒業後、陸軍軍医となって、陸軍省派遣留学生として4年間ドイツに留学。帰国後は小説家・評論家・翻訳家として文学活動を盛んに行なう。また陸軍で
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