視点をずらす思考術 講談社現代新書

森達也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062879309
ISBN 10 : 4062879301
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
18cm,193p
18cm,193p

商品説明

空気を読むのをやめてみないか!
メディアの常識に従わずに世界を見つめる試み

だから天然のKY(空気読めない)である僕は思う。時代状況を考えれば、もう少しKYが増えたほうがいい。全部とは言わない。全部がKYになってしまったら、その瞬間にたぶん社会は崩壊する。空気は重要だ。場を読む力も必要だ。でも特に今の日本社会についていえば、KYがもう少し増えたほうがいい。あまりに息苦しい。あまりに均質性を要求されすぎる。だからあなたにも考えてほしい。空気を読むことと空気に従うこととは、必ずしもイコールではないはずだ――<本文より>


【目次】
少し視点をずらすだけで違う世界が見える
第1章 社会の多数派からずれる
第2章 国家を懐疑するまなざし
第3章 多面的矛盾に満ちた「現代の不安」
第4章 あえてメディアをずらして見る
第5章 脱線をおそれないアウトサイダーたち
第6章 日々の暮らしのなかのモノの見方
付けたしのエピローグ

内容詳細

空気を読むのをやめてみないか!メディアの常識に従わずに世界を見つめる試み。

目次 : 第1章 社会の多数派からずれる/ 第2章 国家を懐疑するまなざし/ 第3章 多面的矛盾に満ちた「現代の不安」/ 第4章 あえてメディアをずらして見る/ 第5章 脱線をおそれないアウトサイダーたち/ 第6章 日々の暮らしのなかのモノの見方

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よこしま さん

    あえて見えない敵を作らせる国家。不安を煽るための自衛意識が戦争を呼ぶ。◆タイトルはハウツーになっていますが、自己体験や視てきたモノをエッセイで語るアンソロジー。皇室、9条、ビンラディン、放送禁止歌などのタブー。◆オウム真理教をどう感じますか?暴力的な集団でしょうか?森達也≒オウムくらいに取材しまくって自主映画まで催すほどです。実はごく普通な人々。だからこそ宗教ほど戦争になりやすいものはないと見解。今の政界をみてください。強制的に国を愛せよ!って理解できますか。◆KYと自称する彼のタブー破りが面白いです。

  • 朝日堂 さん

    エッセイ所収。とりわけ憲法九条二項堅持についての考えが鋭い。「元はといえばアメリカから押し付けられた憲法で、テロと戦争に覆われるような現在においては、非武装の理念などあまりにも自己陶酔で時代遅れの産物である」という意見に対し「むしろ世界中がテロに脅える時代になったからこそ、九条二項の意味は大きい」と返す。二十世紀以降の戦争のほとんどは、高揚した危機管理意識から発生する自衛戦争であり、敵の不在に耐えられずやがて仮想敵を作りだし、互いに脅えながら脅し「やらねばやられる」式の意識が発動して先制攻撃を仕掛ける。

  • ちくわん さん

    2008年2月の本。氏が以前に雑誌等に掲載した文章に大幅な加筆・修正をした論文集。主張が明確なためツギハギ感は全くない。かなり厳しいテーマを扱っているが、タイトルに偽りなし。氏の文章は私には好ましい。

  • 阿部義彦 さん

    森達也さんのエッセイの寄せ集め。かなり苦しんで編集したみたいで、イマイチまとまりにかけます。ところで講談社新書のデザイン、手抜きとしか見えないです。デザイン変更する気ないのか?このデザインにもギャラ発生してるのか?いくら貰ったのかしら?今回は書くことが無いのでつい余計な事まで言っちゃいました。

  • あふもん さん

    柔らかくて正直な人だなぁ

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